Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

古染付 見込み人物文 盃

2022年11月25日 12時36分07秒 | その他の古陶磁

 今回は、「古染付 見込み人物文 盃」の紹介です。

 この「盃」も、地元の地方都市のデパートの催事場で開かれた骨董市で、昭和59年(1984年)に、今から38年前に、買ったものです。

 この器の形につきましては、大きさからいって「小碗」とするほうが適当なのかもしれませんが、なんとなく、骨董的観点からは、「盃」としたほうが高級感が漂いますので、「盃」とさせていただきました(笑)。「盃」としては、ちょっと、大振りなのですが、、、(^_^)

 

 

古染付 見込み人物文 盃

 

立面

口縁には虫喰いが見られます。

 

 

見込み面

 

 

見込み面の拡大

人物は、今の時代を反映してか、マスクをしているように見えます(笑)。

 

 

底面

高台内は無釉です。

 

 

生 産 地 : 中国・景徳鎮

製作年代: 中国・明末~清初

サ イ ズ : 口径8.7~8.9cm(歪みがあるため) 高さ4.5cm   底径3.1cm


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
骨董市 (ゆり)
2022-11-25 15:27:27
こんにちは。

私も古いもの好きですので骨董市なるものに出かけたら、ビビビーとくるものがあって購入してしまうかもしれません。
近寄らないでおきます(^_-)-☆

ところで、絹ごし豆腐の味噌漬けの記事(色々漬物)を明日アップ予定です。
美味しかったですよ。今後も漬けてまいります。
珍しいお漬物のお話しを有難うございます。
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Dr.kさんへ (遅生)
2022-11-25 15:38:25
くだけた人物が何とも言えない味を出していますね。虫食いもバッチリ。
でも、よく見ると正装をした高士のようです。
それをここまでくだけて描くとは、なかなかやりますね(^.^)
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ゆりさんへ (Dr.K)
2022-11-25 19:16:25
ゆりさんも、古い物が好きですか(^_^)
そうなんですよね、古い物が好きな人は、骨董市などに行くと、ビビビーとくるものに呼び寄せられる可能性が高いですから、要注意ですよね(^-^*)
それで、私も、そうした危険な機会を極力少なくしてはいるんです、、、(笑)。

絹ごし豆腐の味噌漬けに挑戦したのですか!
研究熱心ですね!
明日の記事を楽しみにしております(^-^*)
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遅生さんへ (Dr.K)
2022-11-25 19:25:56
この人物、正装をした高士ですよね(^_^)
それをここまでくだけて描くのですものね。
さすが、民窯の古染付ですよね。
酔っ払いは、このようにくだけたものにたまらなく惹かれます(^-^*)
でも、大振りですから、飲み過ぎに注意です(~_~;)
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2022-11-25 23:03:45
これはまさに玄人好みの一品ですね
磁肌、釉薬の感じ、虫喰い、粗放でありながら魅力的な見込みの絵付け
さらに微妙な大きさがまた魅力の一つであるように思います。
購入したのは40年近く前とは言え、さすがにドクターさんの収集品は一味違います。
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酒田の人さんへ (Dr.K)
2022-11-26 09:02:01
お褒めいただきありがとうございます(^-^*)

40年近く前は、古陶磁も、単に鑑賞用としてだけではなく、実際に使ったら楽しいだろうな~と思うような物も買っていました。
そして、実際に、酒器や食器として使ったり、花入れとして使ったり、部屋のインテリアとして飾ったりした物も多いわけです。

それらも、今では、ほとんどが押入れ行きになっています。特に、先の大震災以後はそうなりました。
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Unknown (pada)
2022-11-26 10:06:32
この聖徳太子のような人物模様の皿は時折図録等で見かけますが、ぐい飲みとして使えるサイズと言うのは初めてです。これは酒器コレクターの垂涎の元になりそうです。この模様は伊万里には無いのがありがたいですね。
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padaさんへ (Dr.K)
2022-11-26 18:42:53
このような人物の文様が描かれた皿は、時折、図録などで見かけますよね。
しかし、盃として使えるサイズのものは珍しいかもしれませんね(^-^*)
我が家には疵物が多いですが、これには虫喰い以外には疵がありませんから、その点でも、我が家では珍しい存在です(^_^)
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Unknown (ころすけ)
2022-11-26 20:45:34
あれ?いつの間にかブログを更新されていますね。こうした飲用の器にも古染付はあるのですね。見込みに人物が描かれている以外は無紋なので元は向付にも使用される雑器みたいなかんじでしょうか?

サイズ的には確かに酒器として使えますね。(私も当初はこんなサイズを使っていた記憶がありますが、今はほどよい大きさになってきました。)
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ころすけさんへ (Dr.K)
2022-11-27 09:11:17
ははは、気紛れな更新なものですから、、、(笑)。

古染付には皿が多いですが、このような無文に近い碗形のものもあるのですね。
用途としては、何に使ったのか分かりませんが、向付として使われたのかもしれませんね。

ころすけさんは酒器が好きでしたよね。
最近では、このように大きなサイズは使わなくなりましたか。
私も、胃を手術してからは、めっきり酒量が減りました(~_~;)
もっとも、手術のせいではなく、加齢による酒量の減少かもしれませんが、、、(~_~;)
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