今回は、「古染付 見込み人物文 盃」の紹介です。
この「盃」も、地元の地方都市のデパートの催事場で開かれた骨董市で、昭和59年(1984年)に、今から38年前に、買ったものです。
この器の形につきましては、大きさからいって「小碗」とするほうが適当なのかもしれませんが、なんとなく、骨董的観点からは、「盃」としたほうが高級感が漂いますので、「盃」とさせていただきました(笑)。「盃」としては、ちょっと、大振りなのですが、、、(^_^)
古染付 見込み人物文 盃
立面
口縁には虫喰いが見られます。
見込み面
見込み面の拡大
人物は、今の時代を反映してか、マスクをしているように見えます(笑)。
底面
高台内は無釉です。
生 産 地 : 中国・景徳鎮
製作年代: 中国・明末~清初
サ イ ズ : 口径8.7~8.9cm(歪みがあるため) 高さ4.5cm 底径3.1cm
私も古いもの好きですので骨董市なるものに出かけたら、ビビビーとくるものがあって購入してしまうかもしれません。
近寄らないでおきます(^_-)-☆
ところで、絹ごし豆腐の味噌漬けの記事(色々漬物)を明日アップ予定です。
美味しかったですよ。今後も漬けてまいります。
珍しいお漬物のお話しを有難うございます。
でも、よく見ると正装をした高士のようです。
それをここまでくだけて描くとは、なかなかやりますね(^.^)
そうなんですよね、古い物が好きな人は、骨董市などに行くと、ビビビーとくるものに呼び寄せられる可能性が高いですから、要注意ですよね(^-^*)
それで、私も、そうした危険な機会を極力少なくしてはいるんです、、、(笑)。
絹ごし豆腐の味噌漬けに挑戦したのですか!
研究熱心ですね!
明日の記事を楽しみにしております(^-^*)
それをここまでくだけて描くのですものね。
さすが、民窯の古染付ですよね。
酔っ払いは、このようにくだけたものにたまらなく惹かれます(^-^*)
でも、大振りですから、飲み過ぎに注意です(~_~;)
磁肌、釉薬の感じ、虫喰い、粗放でありながら魅力的な見込みの絵付け
さらに微妙な大きさがまた魅力の一つであるように思います。
購入したのは40年近く前とは言え、さすがにドクターさんの収集品は一味違います。
40年近く前は、古陶磁も、単に鑑賞用としてだけではなく、実際に使ったら楽しいだろうな~と思うような物も買っていました。
そして、実際に、酒器や食器として使ったり、花入れとして使ったり、部屋のインテリアとして飾ったりした物も多いわけです。
それらも、今では、ほとんどが押入れ行きになっています。特に、先の大震災以後はそうなりました。
しかし、盃として使えるサイズのものは珍しいかもしれませんね(^-^*)
我が家には疵物が多いですが、これには虫喰い以外には疵がありませんから、その点でも、我が家では珍しい存在です(^_^)
サイズ的には確かに酒器として使えますね。(私も当初はこんなサイズを使っていた記憶がありますが、今はほどよい大きさになってきました。)
古染付には皿が多いですが、このような無文に近い碗形のものもあるのですね。
用途としては、何に使ったのか分かりませんが、向付として使われたのかもしれませんね。
ころすけさんは酒器が好きでしたよね。
最近では、このように大きなサイズは使わなくなりましたか。
私も、胃を手術してからは、めっきり酒量が減りました(~_~;)
もっとも、手術のせいではなく、加齢による酒量の減少かもしれませんが、、、(~_~;)