ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2013/11/01「小さな命が呼ぶとき」

2013-11-01 00:00:00 | 日記
「小さな命が呼ぶとき」

ジョン・クラウリー 夫(ブレンダン・フレイザー)
アイリーン ジョンの妻(MI3の殺されたメンバー)
メーガン ジョンの娘
パトリック ジョンの息子
ジョンJr ジョンの息子
ボブ・ストーンヒル博士 (ハリソン・フォード)
レンズラー博士
ケント ザイマジェン製薬

起:ジョンは、治療法のないポンペ病の子供たちを抱えていた。
承:新薬を開発する為、専門家ボブ博士に協力を求める。
転:新薬開発と言う畑違いの仕事に奔走する。
結:子どもたちで新薬のテストが行われ、効果が出る。

 ジョンの娘メーガンと息子パトリックは、ポンぺ病と言う病気だ。
薬は開発されておらず、メーガンは何度も危機的状況を乗り越えていた。
 ジョンはポンペ病の権威であるボブ博士の所へ押し掛ける。
研究者であって医師ではないと、ボブは協力に否定的だ。
彼は遺伝子を利用する理論を開発したが、大学から資金は出ない。
そこでジョンが財団を作ると約束。
妻アイリーンは仕事もしない事を心配するが、ジョンは募金集めに走り回る。
訪ねてきたボブは、メーガンを気に入って協力を約束する。
 レンズラー社にプレゼンをする事になるが、ボブは書類作成をジョンに任せる。
レンズラー社はジョンの資料を見ようともしない。
意を決したジョンは、レンズラーと共同経営と言う条件で資金を得る。
それは全面降伏だとボブは怒るが、
子供たちを助けたいジョンの想いを知って受け入れる。
 研究が続き、ライバルのザイマジェン製薬が関心を示す。
ジョンは高利益の薬品になると主張し、何とか契約にこぎつける。
ザイマジェン製薬のケントは、幼児での新薬テストを決め、ジョンを失望させる。
ジョンは薬を持ち出そうとし、警備員が咎めるが、ボブがかばう。
遺伝子が同じ兄弟でテストする必要があると称したのだ。
 事後で報告を受けたケントは、公私混同だと指摘。
10年の投資を危険にさらしたとし、ジョンは解雇される事に。
だがボブは自分の提案だと訴え、メーガンらがテストを受けられる事に。
 メーガンらでテストが始まり、効果が確認される。
効果は各地でも確認され、ボブは研究所を持てるようになるのだった。

 と言うわけで、ブレンダン・フレイザーとハリソン・フォード共演のドラマ。
まるでインディ・ジョーンズ対ハムナプトラみたいだけど、そういう映画ではない。
ブレンダンの子供2人がポンペ病と言う難病になり、余命1年とされる。
治療法はなく、医師は家族として最期の時を過ごすべきだとさえ言う。
そんな中、ブレンダンはハリソン教授発案の新しい治療法に注目。
会社も辞めて、ハリソンと手を組み、新薬開発に奔走すると言う話。
ブレンダンは仕事柄、交渉ごとは得意だが、医学の知識はないに等しい。
一方、ハリソンは頑固親父風で、医学知識では評価されるが、人付き合いは苦手。
まして、企業の論理を振りかざす製薬会社のチームに入るなんて
考えられないと言うタイプ。
そんな2人も、子供たちを救いたいと言う気持ちでは一致。
いろんな困難があれど、無事新薬は完成する。
いわゆる難病もの(ひどい言い方ですが)は、
最後に結局助からず泣かせると言うパターンが多いが、本作はあくまで前向き。
この方が好感が持てる。
出番的には少ないけど、唯一健康で弟妹を影ながら心配してる長男の存在も割にツボ。
コメント
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