ゲバラ!(1969年米)
チェ・ゲバラ 革命家(オマー・シャリフ)
フィデル・カストロ 革命家(ジャック・パランス)
起:ゲバラはカストロと作戦に参加する。
承:革命が終わり、ゲバラは政府の要職に就く。
転:キューバがソ連の属国となる事に失望して、ゲバラは去る。
結:ボリビアで活動するが、支持されず射殺される。
ゲバラが殺されたと報じられる。
賛否両論あったが、彼が教育してくれたと言う者もいる。
上陸作戦で、軍医のゲバラはカストロに同行。
ゲバラは負傷するが、生き延びた。82名の内、生き延びたのは12名だ。
カストロの解放区に人々が入り、政府軍は攻めてこなかった。
カストロはゲバラを司令官に任命する。
ゲバラは規律を重んじるように叫ぶ。
内部のスパイが判明。どうするか意見が割れるが、ゲバラが射殺する。
脱走した者、ゲバラに扮した者、証拠不十分な裏切り者も、次々と射殺された。
カストロがキューバの指導者とされるが、
実際に動かしていたのはゲバラだと言われている。
実際、カストロはゲバラに頼るようになる。
キューバ大統領のバチスタが亡命し、人々は長い戦いが終わったと喜ぶ。
ゲバラは表へ出ず、裁判と称して戦犯を次々と射殺していた。
反対する者もいるが、ゲバラは生かしておけばさらに殺されると言う。
カストロは内閣を検討。ゲバラは地位に関心はなかった。
キューバ再建への協力を求められ、政府の要職に就く事に。
政府には厄介な問題が山積みだった。
米国に手を出させない為、対等な軍事力が必要に。
核ミサイルが必要とされるが、その金はない。
ソ連を説得し、ミサイル基地用に使用させる事に。米国を攻撃可能となるのだ。
ソ連のミサイル基地建設が問題となり、ケネディは報復せざるを得ないと発表する。
だがゲバラは、むやみに核戦争を起こそうとしていると批判。
ソ連の属国になったと失望。キューバを去る事にする。
ゲバラはボリビアを訪れ、ソ連の中南米政策の妨げとなる。
だが、革命はボリビア人によって指揮されるべきだと言う声もあり、
離脱者が増えていた。
ゲバラは、国籍は関係なく、必要なのは革命家だと話す。
兵士として農民を誘うが、誰も乗ってこなかった。
部下たちはゲバラに失望したと話す。自分で掟を裏切ったと。
農民を脅しているだけで、あれでは山賊だと批判され、部下たちは去っていった。
支援者は増えず、撃ち合いの末に生け捕りにされる。
ボリビアは死刑を廃止されたおり、裁判にかけるつもりはなさそうだ。
残虐行為をしたとして、ゲバラは兵士たちに射殺された。
と言うわけで、革命家として人気のあるゲバラの映画。
フィデル・カストロ 革命家(ジャック・パランス)
起:ゲバラはカストロと作戦に参加する。
承:革命が終わり、ゲバラは政府の要職に就く。
転:キューバがソ連の属国となる事に失望して、ゲバラは去る。
結:ボリビアで活動するが、支持されず射殺される。
ゲバラが殺されたと報じられる。
賛否両論あったが、彼が教育してくれたと言う者もいる。
上陸作戦で、軍医のゲバラはカストロに同行。
ゲバラは負傷するが、生き延びた。82名の内、生き延びたのは12名だ。
カストロの解放区に人々が入り、政府軍は攻めてこなかった。
カストロはゲバラを司令官に任命する。
ゲバラは規律を重んじるように叫ぶ。
内部のスパイが判明。どうするか意見が割れるが、ゲバラが射殺する。
脱走した者、ゲバラに扮した者、証拠不十分な裏切り者も、次々と射殺された。
カストロがキューバの指導者とされるが、
実際に動かしていたのはゲバラだと言われている。
実際、カストロはゲバラに頼るようになる。
キューバ大統領のバチスタが亡命し、人々は長い戦いが終わったと喜ぶ。
ゲバラは表へ出ず、裁判と称して戦犯を次々と射殺していた。
反対する者もいるが、ゲバラは生かしておけばさらに殺されると言う。
カストロは内閣を検討。ゲバラは地位に関心はなかった。
キューバ再建への協力を求められ、政府の要職に就く事に。
政府には厄介な問題が山積みだった。
米国に手を出させない為、対等な軍事力が必要に。
核ミサイルが必要とされるが、その金はない。
ソ連を説得し、ミサイル基地用に使用させる事に。米国を攻撃可能となるのだ。
ソ連のミサイル基地建設が問題となり、ケネディは報復せざるを得ないと発表する。
だがゲバラは、むやみに核戦争を起こそうとしていると批判。
ソ連の属国になったと失望。キューバを去る事にする。
ゲバラはボリビアを訪れ、ソ連の中南米政策の妨げとなる。
だが、革命はボリビア人によって指揮されるべきだと言う声もあり、
離脱者が増えていた。
ゲバラは、国籍は関係なく、必要なのは革命家だと話す。
兵士として農民を誘うが、誰も乗ってこなかった。
部下たちはゲバラに失望したと話す。自分で掟を裏切ったと。
農民を脅しているだけで、あれでは山賊だと批判され、部下たちは去っていった。
支援者は増えず、撃ち合いの末に生け捕りにされる。
ボリビアは死刑を廃止されたおり、裁判にかけるつもりはなさそうだ。
残虐行為をしたとして、ゲバラは兵士たちに射殺された。
と言うわけで、革命家として人気のあるゲバラの映画。
関係者の証言をもとに、ドキュメンタリーを作ったと言う形。
キューバ革命ではカストロの腹心になるが、革命成功後は対米、対ソの考え方で対立。
新たな革命を求めてボリビアに渡るが、
農民よりも革命を重視する姿勢が反発を買い、処刑されてしまう。
第二次大戦とかを描いて、有名な政治家や軍人が出てくる映画は、
歴史的興味もあって、引き込まれる事もあるが、
本作で知ってる(聞いた事ある)人物はゲバラとカストロだけ。
キューバ革命自体もあまり知らないし、ちょっとつらいかな。
ジャック・パランスのカストロは、犯罪組織のボスに見えて仕方がない感じ。
ところで音楽はラロ・シフリンで、
彼のサントラをかき集めてた時期に、本作のサントラも買ってたので見ました。
映画見ても、あまり音楽が印象に残らなかったけど。