「ジェシカ・アルバの”しあわせの方程式”」(2010年米)
モナ・グレイ 教師(ジェシカ・アルバ)30
モナのママ
モナのパパ (新スーパーマンのルーサー)
ベン・スミス 理科教師
ジョーンズ 隣人。雑貨屋。元教師(JKシモンズ)56
リサ 生徒。ジョーンズの娘
アン リサと仲が悪い
起:数学教師モナの父親は、心の病気を抱えている。
承:モナは何を見ても数字が気になり、恋愛もまともに出来ない。
転:モナは、人生は数字より難しいと感じる。
結:生徒に愛され、剥奪されかけた教員免許を取り戻す。
数学教師であるモナは、数学者の父親が大好きだった。
現在の父親は心の病気を抱えている。
モナは、父の為に好きな事を諦める事にした。
大人になったモナは、母親に自立しろと言われる。父親の世話は私がすると。
数学の学位を持っているとして、モナは教師をする事に。
実際は学位は持っていないのだが、母親が嘘をついたのだ。
少女の頃のモナは、先生が数字をぶら下げているように見えた。
現在の1、2年生は落ち着きがなくて授業を受けようとしない。
3年生になると、少しは話を聞く。
モナは景色から数字を見付けるように告げ、生徒たちはこの課題を気に入る。
生徒のリサは母親が癌だが、リサは受け入れている。
一方、モナは父親の病気を受け入れていない。
保護者の集まりで、モナはおかしな教師と言われる。
モナは同僚のベンから映画に誘われる。
映画は嫌いだったが、行ってみる事に。
劇中で強盗が奪った金が何ドル札かが気になる。
ベンはモナに恋したと言う。
ベンは7か月間恋しいると告白するが、モナはそれが212日だと計算する。
キスされるが、その気にはなれない。
モナはジョーンズを訪ねるが、娘リサは父親がいなくなったと慌てている。
モナは責任を感じるが、リサからパパは救えないと言われる。
ジョーンズはグラウンドを掘っている所を見付かる。
エネルギーが溜まっており、解放しなければいけないと言う。
リサは母親が死んだと言う。
困ったら責任者が来ると思っていたモナだが、責任者は自分自身である事に気付く。
人生は数学よりずっと難しいと感じる。
モナが学位を持っていないと知った校長は、解雇すると告げる。
父親は健康の形を造りたいと思っていたと言い出し、
モナはパパとは付き合えないと告げる。
ベンは、モナの見張りではないと言うが、結局見張りになるとして、キスする。
生徒の母親が弁護士となり、モナは教員免許を取得できる事となる。
愛は自分の一部を捧げる事ではなく、全員が揃う事が大事だと気付いたのだ。
と言うわけで、アルバが田舎町の教師に扮する話。
彼女の父親は心の病気で外出できず、
こういう時は家族が何かを犠牲にしなければならないと考えたアルバは、
算数以外の好きな事を放棄する。その結果、彼女自身も人付き合いが苦手に。
見かねた母は、アルバを強引に算数教師にしてしまう。
数字が大好きなアルバには、世界に数字が満ちあふれて見えるが、
暴れ盛りの子供たちにはなかなか通じない。
生徒の中にも数字の魅力に気づく者が現れるが、
仲の悪い同級生がバカにしてケンカに発展。
。。てな展開で、風変わりな主人公にはなかなか共感できず、
言いたい事はわかるような気もするが微妙。
アルバに田舎町の女教師が似合わず、心の病気の父は新スーパーマンのルーサー、
優しい隣人はスパイダーマンの編集長と、
他の作品のイメージと違う役柄なのも引っ掛かる。