ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/04/09 「L.A.ギャング ストーリー」

2014-04-09 00:00:00 | 日記
「L.A.ギャング ストーリー」

ジョン・オマラ 巡査部長(ジョシュ・ブローリン)
コニー オマラの妻
ジェリー・ウーターズ 刑事(ライアン・ゴズリング)
ハリス オマラの部下。正義感が強い黒人
マックス・ケナード オマラの部下。銃の名手(ロバート・パトリック)
キーラー オマラの部下。盗聴の名手(フレンズのフィービーの弟)
ナビタ オマラの部下
パーカー本部長 (ニック・ノルティ)
ジャック ジェリーの同僚
ミッキー・コーエン ロスのボス(ショーン・ペン)
グレイス コーエンの礼儀作法の教師(エマ・ストーン)

 49年。ロスは組織のボス、コーエンが牛耳っていた。
パーカー本部長はコーエンの組織を壊滅させるため、
唯一コーエンに立ち向かっていたオマラ巡査部長に対策チームを作らせる。
妻コニーは危険な仕事だと言うが、結局人選に協力。
チームはコーエンのカジノを襲撃。
オマラは同僚ジェリーに助けられ、彼も行動を共にする事に。
コーエンの教育係グレイスと親密になったジェリーは、
屋敷に盗聴器を仕掛ける事に成功。チームはコーエン配下の店などを次々襲撃。
金が奪われていない事から、コーエンは警察の仕業だと気付く。
盗聴係のキーラーが殺され、オマラ邸も襲撃を受けるが、妻コニーは無事だった。
ジェリーはグレイスの保護を同僚ジャックに頼むが、彼もまた殺される。
辞職させられたオマラは、一味に通じていた判事を脅して逮捕状を書かせ、
最後の夜だとチームで乗り込む事に。
撃ち合いでケナードがやられるが、
オマラは格闘の末、コーエンを叩きのめして逮捕する。
パーカーはコーエン逮捕の功績で本部長に留まり、
グレイスの証言でコーエンは有罪となる。
警察内部のギャング部隊の存在は否定され、
ジェリーは警官であり続けたが、オマラは警官をやめて家族と共に過ごした。

 と言うわけで、組織に対抗するため、警察バッチを捨てた連中の話。
第二次大戦後のロスは、組織のボス、ショーン・ペンに牛耳られていた。
政治家や警察上層部、さらには判事まで抱き込んで、やりたい放題だ。
このままではいかんと考えたニック・ノルティ本部長は、
はみ出し刑事ジョシュ・ブローリンに組織を倒す為のチームを組ませる。
目的は逮捕じゃないと言うチームは、
一味を襲撃したりしてギャング部隊と呼ばれると言う訳。
まあ、目的に若干の違いはあれど、
中盤からはアンタッチャブルの焼き直しにしか思えない。
ショーン・ペンがデニーロに相当するのはいいとしても、
ロバート・パトリックがコネリーか?と思うと、
何だか薄まったメンツの薄まった物語。
志は悪くなかったんだけど、最大のミスはかの作品を連想させた事かな。
コメント
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