ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/04/29 「アメイジング・スパイダーマン2」

2014-04-29 00:00:00 | 日記
「アメイジング・スパイダーマン2」を見た。(2014年米)

 リブート版スパイダーマンの第2弾。
今回は、旧シリーズで宿敵だったハリーが登場。
ジェイミー・フォックスも悪役で登場。もう1人の敵も出て、合計3人の敵と戦う訳。
グエンとの関係も気になるところだし、何よりスパイダーマン好きだから見ますよ。

ピーター・パーカー スパイダーマン(アンドリュー・ガーフィールド)
グウェン・ステーシー ピーターの恋人(エマ・ストーン)
グウェンの父 警官。前作で死亡(デニス・リアリー)
メイおばさん ピーターのおば(サリー・フィールド)
リチャード ピーターの父
メアリー ピーターの母
ハリー・オズボーン ハリーの旧友(デイン・デハーン)
ノーマン・オズボーン ハリーの父(クリス・クーパー)
マックス オズコープ社の技術者(ジェイミー・フォックス)
アレクセイ ロシア人犯罪者(ポール・ジアマッティ)

 冒頭は昔のシーン。前作で両親がピーターを置いて家を出た後の話らしい。
ピーターの両親は機上にいて、何やら重要な情報を送信しようとしていた。
そうはさせじと、機内にいた敵が妨害。
激しい格闘の末、覚悟を決めた両親は、機を墜落させるのだった。
後半で、両親が送信した情報を
ピーターが見たりするエピソードがあった気も知るけど、忘れました。

 そして現在。ロシアの犯罪者アレクセイがプルトニウムを盗む事件が発生。
バンを暴走させるが、スパイダーマンがかけつける。
スパイダーマンは次々一味を倒し、
荷台から落ちそうなプルトニウムの瓶をアクロバチックに回収。
そんな戦いの最中に恋人グウェンから電話が。
彼女は卒業式の総代でスピーチするのだが、
卒業証書をもらうタイミングにピーターが間に合わないのではと心配する。
まさか、また事件に関わってるの?なんて聞かれると、はぐらかすピーター。
結局、アレクセイも捕えて、ピーターは卒業式の会場へ急行。
物影で卒業式の衣裳を着るが、スパイダーマンのコスチュームを脱ぎ忘れていて、
その姿を客の老人に見られる。老人役が、毎回必ず出てくる原作者スタン・リーだ。
彼をどこかで見た事あるぞなんて言うが、あっという間にピーターの姿で壇上へ。
卒業証書をもらったピーターは、壇上でグウェンにキス。
メイおばさんやグウェンの家族も公認の仲だが、
ピーターはグウェンの家族に近づくのはためらう。
前作で死んだグウェンの父は、彼女に危険が及ぶから近づくなと言った。
それでピーターは少しだけグウェンを避けたのだが、
結局、再び付き合う事になったのだ。
にも関わらず、やっぱりいけないよと、家族に会うのは躊躇する。
その件は何度も話し合った。私が構わないと言ってるのよ、と言うグウェンだが、
なおも気にしてる様子のピーター。
この煮え切らなさに、ついにグウェンは別れようと言うのだった。

 一方、オズコープ社で働く技術者マックスは、大量の青写真を抱えて歩いていた。
それを落としてしまい、拾いに行ったために、車に引かれそうに。
(と言うシーンがあったのは、アレクセイとの戦いの最中だったかも)
するとスパイダーマンが助け、君は僕の目になってくれ等と話し掛ける。
深い意味はなかったのかも知れないが、立ち去るスパイダーマンに感激するマックス。
オズコープ社のエレベータで一緒になったグウェンと話し、
スパイダーマンの友達なんだと自慢する。
ピーターと別れたばかりのグウェンは複雑な気持ちだ。
マックスは今日は誕生パーティーだとはしゃぐが、実際には誰かが来る予定もない。
上司は何かの装置が壊れたので修理しろと指示。
高圧電線ぽいケーブルをつなぐが、誤って感電して階下へ落下。
なぜか下にあった電気ウナギの水槽に落ちてまた感電。
会社は、マックスが事故死したと判断し、事故自体を葬ろうとする。
だがマックスは生きていた。
彼は体に電気を帯びただけでなく、自身が電気のように電線で移動できる様に。
さらには彼の感情の起伏に合わせて、町中の電気が強くなったり弱くなったり。
制御できずに、街へ出て暴れるマックス。
人々は逃げ惑うが、マックスはその反応に困惑気味だ。
そこへスパイダーマンがかけつけたので、マックスは俺だ俺だと話しかける。
スパイダーマンことピーターも、マックスの事を思い出すが、
マックスが動くと周囲に電撃を放ってしまうので、説得をあきらめて取り押さえる。
この仕打ちに、マックスはスパイダーマンを恨むように。
エレクトロと名乗り、復讐を誓う。

 オズコープ社のCEOノーマン・オズボーンは病に弱っており、
会社の実権を重役に握られていた。
留学していたノーマンの息子ハリーが帰国。幼なじみのピーターに再会する。
長年のブランクにも関わらず打ち解け、ピーターはグウェンの話とかをする。
ハリーは父ノーマンに会うが、彼は遺伝性の難病だと伝えて死ぬ。
(よく見るとノーマン役はクリス・クーパー)
この病気は、ハリーにも受け継がれているのだ。
ノーマンは病を治療すべく多額の研究費を投じたのだが、
前作で博士が怪物化する騒ぎとなった為に、資料は廃棄された。
そんな中ハリーは、スパイダーマン誕生の真相に気付く。
あれはオズコープ社の研究が関係しているに違いない。
彼の血を輸血すれば、病気は治ると確信する。
親友ピーターが、新聞社でカメラマンのバイトをし、
スパイダーマンの写真を撮っている事から、彼に相談。
ピーターはスパイダーマンとしてハリーの部屋に現れ、
君の体に何が起こるかわからないと、協力を断る。
実はこのピーターの心配は的中していて、
ピーターの父親が開発した薬品は、パーカー家の者にしか効果がないようにしていた。
だが、そんな事は知らないハリーは、こちらもスパイダーマンを逆恨みするように。

 自分からグウェンを避けときながら、
やはり忘れられないピーターは、彼女につきまとうように。
グウェンもまんざらでもないようで、友達としてやり直すなんて言い出すが、
結局彼女はロンドンに留学を決めてしまう。
離れたくないピーターは、橋にI LOVE YOUと糸で書いて、
空港に向かうグウェンの所へかけつける。
やっぱり離れられない、ぼくもロンドンに行くと言い出す始末。
ロンドンにも事件はあるはずだ。
この考えにはグウェンも乗り気になるが、そんな矢先に大事件が起きるのだった。

 スパイダーマンの血を得られないハリーは、
オズコープ社の極秘情報にアクセスしようとして、
それを口実に会社を追い出される羽目に。
だが、秘書の女性が、実は研究サンプルの一部が厳重に保管されていると伝える。
それを知ったハリーは、オズコープ社に拘束されていたエレクトロの所へ。
会社を追われたハリーだが、そこの施設へは入れるらしい。
彼を解放し、お互いスパイダーマン憎しと言う事で手を組む。
ハリーはエレクトロを暴れさせてオズコープ社を襲撃。
重役を襲って一度は心停止させるが、電気ショックで蘇生。
厳重に保管されていると言う研究サンプルの所へ案内させる。
それを注射するとハリーは苦しみ出し、重役は退散。

 恩を返したエレクトロは、町を停電させる程の大暴れ。
町は大混乱で、管制塔の指示がない2つの旅客機がぶつかりそう。
スパイダーマンがかけつけエレクトロとビルの屋上にある発電所みたいな場所で対決。
グウェンも手伝い、スパイダーマンが電線をつないで、
エレクトロを爆発させる事に成功。
町の電気は戻り、旅客機はからくも衝突を逃れる。
2機がそれぞれヒラリと回避するが、片方が高度を変えるだけでいい気がする。。。
スパイダーマンらが一安心していると、新たに敵が現れた。
ハリーが怪物化したグリーンゴブリンだ。
彼はオズコープ社が開発した兵器の中から、1人用の空飛ぶボードでかけつけたのだ。
そこにグウェンがいる事から、ハリーはスパイダーマンの正体に気付く。
ピーターだったのか!
お前が協力さえすれば、こんな怪物にはならなかったと言って対決。
屋上の天窓が破れ、グウェンが落下するが、
スパイダーマンが助けて安全な場所に避難させる。
スパイダーマンとグリーンゴブリンは建物の中で戦う。
そこは時計台だったらしく、カリオストロを思わせる歯車の上での対決。
歯車が崩れ、再びグウェンが落下する。
スパイダーマンはグリーンゴブリンを倒し、グウェンを助けるべく糸を放って急行。
だが、なかなか届かない。
そう言えば、マンガのグウェンは死んだらしいんだよねと言う記憶がよぎる。
一番下ギリギリになってようやくグウェンに追いつくが、
その前にグウェンは床にぶつかっていて、既に死んでいた。
悲しいシーンみたいだけど、
個人的には、これで次回作のヒロインはMJだななんて、さめた目で見てしまった。

 ショックのピーターは、グウェンの葬儀を終えても、落ち込んでいた。
もちろんスパイダーマンが犯罪現場にかけつける事もない。
スパイダーマンはどこへ?なんて記事も出るように。
ある時、メイおばさんがベンおじさんの荷物を整理しているのに気付くピーター。
捨てるの?と聞くと、捨てないと言うおばさん。
でも、時々迷いがあると、それをしまう場所を見つけるのよと言う。
それを聞いたピーターは何かを悟り、自らも荷物を整理する事に。
そして押し入れでスパイダーマンの衣裳を見つける。
荷物の一番上にあったけど、おばさんに見つからないの?
一方、刑務所に入れられたハリーは、そこで悪党のボスとなるべく地盤を築いていた。
オズコープ社が開発した装置を利用して、刑務所の悪党たちを暴れさせるのだ。
数多くある装置の中には、旧シリーズに出たドクター・オクの装置も。
自ら志願したと言うアレクセイは、サイ型のスーツを着たライノとして街で暴れる。
ガンダムみたいなスーツだから、怪人とは違う気がするけど。
スーツについた銃器を撃ちまくり、人々が怯える中、
かつてスパイダーマンに優しくされた少年が、
スパイダーマンのコスチュームで立ちはだかる。ほう、いい度胸だと言うアレクセイ 。
だが、そこへ本物のスパイダーマンが現れたのだ。
彼はついに戻ったのだ!
留守の間、すまなかったと少年を退かせ、ライノと対決する所で本作は終わり。
エンドロールの途中でXメンのミスティークとかが出るシーンが挿入される。
次回作でスパイダーマンと戦うのかしらと思ったが、
どうやら会社の枠を越えて、互いに宣伝し合ったと言う事らしい。
スパイダーマン自体の、次回作を連想させるおまけはない。

 と言うわけで、ピーターはスパイダーマンとして活躍の日々。
一度別れかけたグウェンとも復縁。
だがグウェンの背後に彼女の死んだ父が見え隠れし、近づいてはいけない気がする。
それで別れる事にするが、やっぱり離れられないと言う何とも煮え切らない様子。
一方、ピーターの旧友ハリーが帰国し、オズコープ社の後継ぎに就任。
だが彼は不治の病に冒され、治療にはスパイダーマンの血が必要だと考える。
そこでピーター経由で頼むが断られ、スパイダーマンに復讐心を抱く。
さらにオズコープ社の技術者マックスは、
事故で肉体が電気化した怪物エレクトロに変身。
もともとスパイダーマンの熱狂的ファンだった彼だが、
味方してくれないと知り、逆ギレする。
ピーターのプライベートな問題が煮え切らない中、
2人の強敵が現れ、派手な戦いを展開。
ここの交通整理がうまくないのか、中盤すぎまで、何だか盛り上がらない状態が続く。
終盤に意外な展開があるが、
割にすんなり、シリーズを考えると仕方ないよなと言う気にも。
ショックを受けたスパイダーマンがスランプから復活する所まで見せ、
ちょっとだけ熱いものを感じさせられる。
面白くない訳じゃないけど、何か見せ方がうまくないよな。。。
3人目の敵はちょっと出るだけ。
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2014/04/29 「野蛮なやつら/SAVAGES」

2014-04-29 00:00:00 | 日記
「野蛮なやつら/SAVAGES」

チョン (ジョン・カーターの主役)
ベン チョンの相棒(キックアスの主役)
オファーリア 通称O。チョンとベンの共通の恋人
デニス・ケイン 刑事(ジョン・トラボルタ)
エレナ 組織の黒幕(サルマ・ハエック)
ラド 組織の殺し屋(ベニチオ・デルトロ)
アレックス 組織のメンバー
マグダ エレナの娘

 チョンとベンのコンビは麻薬商売で儲けていた。
組織のアレックスと言う男が、一緒に事業にしようと持ちかける拒否。
組織は2人の共通の恋人Oことオファーリアを誘拐。
取引を続ければ、1年後にOは解放すると言い、身代金として1300万ドルを要求。
親しい刑事デニスを脅し、組織の情報を聞き出して襲撃。
組織の黒幕エレナは敵対する組織エル・アズールの仕業と考えるが、
殺し屋ラドは2人を怪しむ。
2人はアレックスが裏切り者との情報をでっちあげ、拷問の上始末させる。
さらにエレナの娘マグダを誘拐。Oとの交換する事に。
エレナは裏切り者がラドだと知るが、ラドは彼女を射殺。
撃ち合いになり、Oがラドを射殺。だが2人も負傷して弱っていた。
。。。と言う結末もあったが、実際はそうはならなかった。
ラドが退散し、現れたデニスがエレナを逮捕。カルテルを壊滅させた時の人となる。
エレナは30年の刑となり、ラドはエル・アズールと組んで組織を作る。
チョンとベンはいったん逮捕されるが姿を消す。
2人の麻薬は伝説となった。彼らは美しき野蛮人なのだ。

 と言うわけで、オリバーストーンによるアクション(?)
主人公は麻薬を売るコンビで、演ずるのはジョンカーターの人とキックアスの人。
彼らには共通の恋人Oがいて、微妙なバランスで付き合っていた。
ある時、組織との取引がこじれ、Oが捕われてしまう。
取引を強要されるが、やられてばかりではいないと、反撃する展開。
正体不明の敵黒幕はサルマ・ハエック。
その手下がデルトロだが、いいように使われるのが不満。
警察にはトラボルタがいて、主人公2人と通じてるてな配置。
面白くなりそうだけど、何かパンチが足らない。
主人公が2人なのに、まったくケンカしない(2人である必然性がない)。
敵黒幕の正体(サルマ)はすぐにばれて、正体不明と言う設定が生かされない。
最後の反撃もそれほど痛快でない。全体的に、あれれ?と言う印象。
ストーンだけに、ちょっとひねったと言う事かも知れないけどね。
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