ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/04/12 「ベスト・キッド」(2010年米中)

2014-04-12 00:00:00 | 日記
ベスト・キッド(2010年米中)

ドレ・パーカー (ジェイデン・スミス)
シェリー ドレの母
ハン アパートの管理人(ジャッキー・チェン)
メイリン バイオリンを弾く少女
チョン いじめっこ
リー カンフー教室の先生
ハリー 近所の少年

 ドレ少年は母ジェリーの仕事の都合で、デトロイトから北京に引っ越す事に。
さっそく近所の少年らと遊び、公園で見かけた少女メイリンと親しくなるが、
それを快く思わないチョンらに痛め付けられる。
チョンの嫌がらせは続くが、管理人のハンがドレを助け、チョンらを叩きのめす。
ハンはチョンが学ぶカンフー教室に乗り込み和解を求めるが、リー先生は納得しない。
やむなくカンフー大会で決着をつける事とし、それまでチョンが手を出す事を禁ずる。
ドレにカンフーを教える事となったハンは、
ジャケットを脱いで柱にかける動作を続けさせる。
本格的なカンフーを期待したドレは失望するが、
やがてそれがカンフーの動作に通じる事に気付く。
メイリンの父は交際を禁じるが、ドレはハンの助けで謝罪し、
彼女が試合を応援する事を許可される。
一方でドレは、ハンに妻子を事故で失った過去があり、心に傷を負っていると知る。
どん底ではい上がるかは自分次第と気付かされたと、ハンはドレに道着を贈る。
そしてついに大会の日が訪れる。最初は戸惑うドレだが、要領がわかると勝ち続ける。
準決勝ではチョンの同僚リアンと対戦。
リアンはリーの指示で、反則を犯して、ドレの足を痛め付ける。
ドレは不戦敗の危機にあったが、ハンの治療もあり、時間ギリギリに復帰。
決勝でチョンと対戦する。ドレがリードすると、リーは足への攻撃を指示。
耐えぬいたドレがチョンを倒して優勝。
リーの生徒たちは、リーではなくハンに敬意を示すのであった。

 と言うわけで、ヒットした空手少年の話のリメイク。
旧作は、2回劇場で見た数少ない作品です。
それをウイル・スミスの息子とジャッキー・チェンでリメイクと聞いて、
何かイヤだなと感じたのが本音。
ジェイデンはデトロイトから中国へ引っ越す事になり、
心細かったが、中国人の彼女も出来たりする。
それを快く思わない中国人少年らにいじめられるが、
アパートの管理人ジャッキー・チェンに助けられる。
カンフーの達人ジャッキーに教わり、
カンフー教室に通う中国人少年らと大会で決着をつける事にと言う訳。
旧作をなぞった展開で、マッチオ版で若干雑に思えた描写も、
本作はていねいに描いていて好感が持てる。でもしっくり来ない。
旧作は舞台がアメリカなのに空手をやる面白さがあったが、
本作は中国でカンフーをやると言う当たり前感がいけないのか。
私だけの問題かも知れないけど、このハードルは大きい。
だがていねいな描写は試合まで続き、最後の盛り上がりは本作が勝る。
映画的に終わりが盛り上がった方が面白いのは明らかで、ここで好評価に。
両方が合わさると、ベストなんだけどね。(ベストキッドだけに)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする