ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2015/01/05 「扉の影に誰かいる」

2015-01-05 00:00:00 | 日記
扉の影に誰かいる(1971年仏)

ローレンス・ジェフリー 医師(アンソニー・パーキンス)
記憶喪失の男 (チャールズ・ブロンソン)
フランシス ローレンスの妻(ジル・アイアランド)
ポール・ダミアン フランシスの浮気相手

 医師ローレンスは、記憶喪失だと言う男を保護する。
名前も覚えておらず、身分証もない。
男がいた海岸を調べたローレンスは、彼がそこで妻を襲って殺害したと確信。
警察に手配されていると知る。
ローレンスは男のスーツケースを見つけたと称して渡すと、
中には女性の写真とポールと言う男から送られた恋文が見つかる。
銃の弾がなくなっていた事から、男は妻がポールに殺されたと判断。
実は女性はローレンスの妻フランシスで、
ローレンスは男を自身の人格にする事で、浮気相手を始末しようとしていたのだ。
だまされた男の前に、ポールとフランシスが現れる。
死んだはずの妻が現れて男は混乱し、ポールを射殺。
続いてフランシスを襲うが、ローレンスが止め、用済みとなった男を追い出す。
フランシスは周到に用意された殺人だと責めるが、
警察は手配犯の犯行と判断するだろうとローレンスはうそぶくのだった。

 と言う訳で、チャールズ・ブロンソン主演(?)のサスペンス(?)
アンソニー・パーキンス医師は、記憶喪失になったブロンソンを保護。
彼がレイプ犯で、殺人も犯していると気付いたパーキンスは、
ニセの情報を与えて、妻(ジル・アイアランド)の浮気相手を始末しようとする。
面白そうな設定だが、ここでの主人公は間違いなくパーキンス。
ブロンソンは利用されただけで、見せ場なく退場。
言ってみれば、ダイヤルMを廻せの殺し屋に相当。
ブロンソンの活躍を期待した者を裏切るばかりでなく、
殺しの計画の方もさして盛り上がらず。
コメント
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