平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

カインとカナンへの呪いが終わるとき

2021-02-06 11:38:29 | 古代史と聖書
末日で時間がないので更新を急ぎます。バスに乗り遅れないように (^_^;)

昨日はメンバーに期待したコメントが一般の人から書き込まれたのですが、昔に説明したように僕のブログは想定したコメント込みで書いています。落語ではなく漫才の相方が必要なのです。ということで、今日のテーマは『創世記』の登場人物。

アダムからセツとつながるアダムの家系。これだけで疑問符が付くのです。なぜかというと、アダムは頭(知性)でイブは心臓(心)、そしてセツは関節と人体シリーズになっているからです。イブは、パイプ(血管)を意味するi(イ)+b(弁)で心臓と分かります。

アダムの息子がカインとアベルで、アベルは接頭の子音を補えば、シャベルやタベルなど口に関するものと分かります。カインはおそらく、肺だと思います。肺も胚も左右対称の同じ形をしているからです。HとKは音韻変化するし、H音は対称形を表すのです ヽ( ´ ▽ ` )ノ ハーイ

ここまで見て、全部人体を表すのが不思議ではないですか。アダムからセツまで130年もあるのに、その間に子供(カインやアベルの弟)が生まれなかったはずはありません。セツ35号とかなら笑いますが ((o(>▽<)o)) きゃははっ♪

アダムが本当の名前なら、聖書以外にも世界中にご先祖として名前が残っているはずです。残っていないのは、白人や黒人の祖先ではないからです。だから、創世記初期の名前は疑ってかかる必要がある。問題は、創世記がいつ頃書かれたかということです。

それに関しては、斑と黒の羊で財を成したヤコブが、エジプトに移住して黒い羊の神クヌムとして祀られたことから、ヤコブの息子ヨセフの時代以降ではないかと考えられます。アブラハム、イサク、ヤコブの3代を崇めるイスラエルの祖先崇拝とも重なるからです。ただし、ヨセフの息子、マナセとエフライムの意味を間違って注釈しているので、注釈部分はアッシリアやバビロンの虜囚の時代に加えられたと見るべきです。

ということで本題。アダムの息子アベルが羊飼いだったという記述は、羊飼いのヤコブが投影されたからではないのか?カインが土地を耕し、アベルを殺したので地の呪いで作物が育たなくなったという記述も、羊飼いが目の前の砂漠を見て書いた創作ではないのか。なぜなら、ノアの洪水以前は砂漠がなかったからです。

アダムがエデンを追われて、汗水たらして開墾をしている最中に、息子の一人が羊飼いをしている暇などあろうはずもない。カインとアベルはアダムと同じように農作業に従事した。その合間に家畜の世話をし、漁に出かけて魚を取り、また肉となる獣を捕らえてきた。基本百姓なので、二人共なんでも出来たはずです。

また、『シルクロード』のシリーズを見直して、西アジアの今(1980年代)の羊飼いにはハの字に手を開くお辞儀がない。日本人なら、神前で座って拝するときに自然にハの字に手を置く。これが、十字架に上のハと下のハを配置する米の原型なのです。アダムもイブもカインもアベルも、神の前にハの字に手を置いて「ハハー」と頭を下げた。だから、カインの作物が神の目に良くなかったから怒られたというのも、なにか理由があるはずなのです。

カインが手抜きした。それなら、手を抜いた時間に彼は何をしたのか。カインの子孫が鍛冶屋なら、カインも鍛冶屋の資質があって、獣を捕る武器を作っていた。あるいは魚を捕る仕掛けを作っていた。推理的に自然なのは前者の武器ですね。だから、僕はコメントでカインは狩猟者でアベルは百姓と書いたのです。

アベルが羊飼いというのもイスラエルの別名を持つヤコブ以降の創作。そう考えるのが自然なのです。

ノアが酔っ払ったので、ノアの裸を見たカナン(黒人の祖先)と子孫が呪われ、ノアの呪いのせいで黒人奴隷が正当化された。なんだ、悪いのは酔っ払ったノアじゃまいか Ω ΩΩ< な、なんだってー!!

ノア爺さんのせいで黒人が白人に虐げられた。たった一行の記述によって不幸が生まれた。預言を成就しようとする者たちが暗躍する。ノアは何と罪深いことをしたのか?

末日は、このような呪いも清算するのです。カインの子孫への呪いも、カナンの子孫への呪いもなくなる。そのために聖書を書き換える時が来る。その時代はもう来つつあるのです (;^ω^)

なお、ヘブライ語以前のイスラエルでは日本語が多用されていたのです。イエスの十字架上の言葉にもエリ(魞)と裁く手に(サバクタニ)と2つも出てきます。レマはエジプト語で「腕に」だから、「魞漁の網のように差し出される御父の、裁きの御手に委ねます」が正解。聖書の奥義は日本語でなければ解けないものもあるのです。
コメント (8)
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