平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

電源基板の改良 (;・∀・)

2021-02-11 04:24:50 | アンプ製作と修理
読者に製作してもらっている窪田式アンプの基板。電源の基板が一枚届いたので、さっそく電解コンデンサーとアース端子を取り付けてみました (^^)

このアンプはハムノイズが問題で、アースを1点にしないとノイズが出ます。おそらく、エッチングで基板を作るときのネガのプリントがスカスカで、ランプにかざすと隙間が見えるのが原因ではないかと。要するに、アースの面積は大きいのですが、銅箔部分が薄くて抵抗値が高いのでは。2本のコンデンサーの間はゼロΩが理想ですが、実際に少し抵抗がある (_ _;)

今回は、真鍮のスペーサーをポストにして、丸環を何重にも重ねられるようにしました。基板裏にオス-メス5mmのスペーサーをハンダ付けし、基板表は10mmのオスで基板をサンドイッチ。丸環を締めるのはメス-メスの5mmスペーサーを予定してますが、不足なら更にスペーサーを上に追加すれば数は足りそう (・Θ・;)アセアセ…


最初に真鍮スペーサーを取り付けるランドにハンダコーティング


ハンダはたっぷり、銅箔面との接触面積を増やす

問題は、真鍮は錆びやすいことで、美術品や調度品もすぐに錆びてしまいます。錆び対策はハンダでコーティングすれば良いので、丸環と接触する部分は薄くハンダコーティングの予定。


真鍮ポストの出来上がり

完成したのが下の画像ですが、電解コンデンサーに並列に岡谷のVⅢコンデンサー1μFを追加。足にガラス繊維チューブを被して、電解コンデンサーの足に直付します。ロケットのブースターみたいでカッコイイ ヽ(^o^)丿



なお、整流ダイオードですが、ショットキーバリアダイオード ERC81-004 を若松通商で購入。選んだ理由は1個53円と安いし、フォーミング加工してあって足を曲げる手間暇がない。耐入力が40Vと低いのですが、トランスの二次側は24Vなので、ギリギリで大丈夫そう。ショットキーはノイズ吸収コンデンサーは不必要みたいですが、一応入れてます。整流ダイオードの最先端はシリコンカーバイトですが、高価なので使ったことはありません。穴あけの位置を変えれば使えるかも (・∀・)
コメント (3)
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