平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

コンデンサー容量チェッカー

2021-02-07 08:18:22 | アンプ製作と修理
アンプはトラブった数だけ、電源の電解コンデンサー(ブロックコンデンサー)の中古が増えていきます。電解コンデンサーの容量抜けや不良が発振につながるから新品交換するからです (;´Д`)

しかし、ほとんど使ってないのに本当に壊れているのだろうか。数年前は、調べようにも容量のテスターはありませんでした。220μF(マイクロファラッド)とかの小容量のものはテスターで計測できるのですが、電源に使うような大容量になるとお手上げ ヽ( ̄ー ̄*)ノ

ところが、ネットで調べてみたら2019年頃から20000μFまで計測できる専用機が売られていました→DM6013L 。何という意地悪 (○´ε`○)いけずぅ~

ということで、さっそく手に入れて昨夕に届きましたが、何と9V電池タイプで電池が入っとらん。手持ちもなし orz

諦めかけたところで、大型のテスターの電池が9Vだったことを思い出しました。取り外してセット。マニュアルは英語で、アマゾンのレビュー頼み。下側の3つの穴の真ん中に黒いケーブルを差し、あとは左右どちらか好きな方に赤いケーブルを差す。



計測したいコンデンサーに蓄積された電気は、3kΩほどの5W抵抗をつないだクリップ付きケーブルを、マイナスとプラスの端子につないで放電しておきます。数mmAまで下がれば大丈夫。コンデンサーのマイナス端子にテスターの黒、プラス端子にテスターの赤をつないでスイッチオン。レンジの一番大きなもスイッチの隣のポジションを選択。レビューに書かれているように、容量が大きくなると10数%も低く出るようです。

電源のコンデンサーは、容量の絶対値ではなく、プラス側とマイナス側の2本のコンデンサーの容量が揃っていることが大切です。それも誤差は5%程度は許容範囲。余りに誤差が大きくなると発振するので捨ててしまいましょう。新品で買った2種類は↓

エルナー(Pioneerブランド)50V/3900μF→3480μF 誤差11% 2個 2800円
ニチコンの安物 50V/4700μF→4490μF 誤差4.5% 2個 1200円


容量の多いニチコンのほうが小人さん ドンジャラホイ (^m^;)

以下、浜松の電源交換したアンプの電解コンデンサーは8200μF→7780μF 誤差5.2%。これは大丈夫そう。岩手の読者が最初に使ったルビコンの中古10000μFはプラスとマイナスの誤差が大きくてダメでした。イギリスのオーラのアンプに使われていたけど廃棄 ( ;∀;)
コメント (2)
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