平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

セッターの軸の細さ

2021-02-15 09:52:03 | バレーボール
昨日の最終戦が各ゲーム揃い踏みでひどい内容だった(特に久光の石井選手 o(`ω´*)o)ので、口直しにコレクションから昔の動画を探して見てみました。2016年に仙台で行われたチャレンジ1の、デンソーとKUROBEの試合です (;^ω^)

まだデンソーのセッター田原愛里が人間になっていないピノキオの頃で、他の選手の邪魔しながらコートを走り回っていた、ビックリ箱をひっくり返したような楽しい動画です。両チームの回転レシーブの応酬あり、僕が陰と評した工藤選手も毒されないで明るい陽だった (^m^;)



田原愛里の欠点は内股で、そこから来る脚の不安があります。長所は軸が細くて指が長く、背中が真っ直ぐで柔らかい。この長所がバックトスに生かされてるのです。僕はセッターに必要な条件として、真っ先に軸が細い事を上げています。なぜか?次の画像で一目瞭然です (@@;)


まるでウランちゃん (^^ゞ



このように、ボールがネットに近くてトスを上げにくい時、セッターはワンハンドで上げるしかなくなります。しかし、田原愛里は細いのでネットギリギリで両手のバックトスを選択。見事に点に繋がりました。軸の太い選手だとタッチネットを取られています (・´з`・)

実は、このプレーの直前に、軸の太いKUROBEのセッターが同じようなシチュエーションでトスアップしたのが下の画像。レフトにしか上げられません (>_<)


重い、軸が太くて回転できない、余裕がないと悪い事だらけ

セッターはギャンブル的な選択を迫られるときが多く、日立の佐藤美弥はワンハンドで上げる天才です。田原とタイプは違いますが、どちらも素晴らしくて見ていて興奮します。

岡山の宮下セッターは細いですが、いつも軸が折れ曲がってしまいます。軸を折って無理に両手でトスを上げるより、JTの籾井あきのようにアンダーで上げたほうが良い。指導者が無理難題を押し付けているのです (_ _;)

セッターは、軸が細く、尻が小さく、背中が真っすぐで柔らかいのが理想。また、首が長い(長く見せる)のも大切で、首が短いとか首がないセッターは、骨格が歪んでいるのでムダ肉が付くのです。

目の小さいセッターは周りが見えず、また自チームを目で牽引する事もできない。偉大な指揮者はカラヤンに代表されるように目が大きい。しょぼしょぼした小さい目で指揮されると興冷めです。レオナルド・ダ・ヴィンチやピカソのように、偉大な画家もまた目が大きいのです。

田原愛里の優れた人間性も長所のひとつ。下の画像は、KUROBEのエース平谷里奈選手に強烈なアタックを決められた直後ですが、田原愛里は笑顔で平谷選手を見ています。敵味方関係なく、物凄いプレーに尊敬の念を抱いているのです。本当に天使の笑顔です (*^^*)


心が洗われた ( ;∀;)

バレーボールは勝ち負けだけでは語れないドラマがある。ファンはそれが見たいのであって、最善を尽くした結果として負けても納得するのです。甘いといえば甘いですが、僕は弱小のヤクルトスワローズで筋金入りです。大切なのは、ゲームまでの様々な準備ですから。

ということで、チケットを取ってもらったので、20日の土曜日は大田区総合体育館にベスト4の試合を見に行く予定です。魔法使いモミィも見たいですけど、やはり田原女神の顔を見ないとシーズンが終われません m(_ _)m

なお、トヨタ車体が不振ですが、これは予想されたことです。というのも、トヨタ車体はセッターの藤田夏未が創ったチームです。ところが、首脳陣は地元の大学出の竹田沙希を次期監督として選んだ。

頭の良さがあり、チームへの奉仕精神があり、人間的にもデリカシーのある藤田夏未ではなく、男臭くて単純な竹田沙希を選んだ時点で、トヨタ車体は、類人猿化、よく言っても陸上自衛隊化は避けられない道を歩みだしたのです。選手はルックス枠の薮田を除くとガサツに見える選手ばかりです。中身は別でしょうけど外観は (~_~;)

24日 追加
日曜のNECとデンソーの3位争い。3セット目の最後は、軸の太い田代セッターのドリブルかタッチネットで終わり。両方やっているのですがドリブルみたいですね (・・;

コメント (4)
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