平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

第164回 天皇賞(秋)

2021-10-28 12:00:00 | 競馬
日曜日は天皇賞・秋。1984年に3200mから2000mに距離短縮され、その時に前年の三冠馬ミスターシービーが勝ちました→レース映像。今年も前年の三冠馬コントレイルが出ます (;・∀・)

天皇賞・秋は日本一のクソコースと言われる東京競馬場2000mが舞台。1コーナー奥のポケットからのスタート後、200mも行かないうちにカーブが続き、1991年にメジロマックイーンが大外から大斜行して1位入線も失格。その後2003年に改修されましたが、基本的に外枠不利のままです :(;゙゚'ω゚'):



同じ東京コースでも、大橋巨泉が「東京1800展開いらず」と評したように、毎日王冠などの1800m戦は強い馬や格上の馬がそのまま勝つことが多い。対して、2000mの天皇賞・秋はスローペースになりやすく、エイシンフラッシュやレイデオロのようにスローから上がりだけで勝つ、つまらないレースになりやすい。

今年はコントレイルとダービー2着馬エフフォーリアに、ノド鳴り手術明けのグランアレグリアが3強を形成。中でも、今シーズン限りで社台SSに種牡馬入り予定のコントレイルは価値を下げられない。だからインの好枠に入ると予想していましたが、やはり1枠1番に決まりました。外から被せられないように隣は同馬主のカデナと念の入れよう。エフフォーリアは3枠5番で、グランアレグリアは5枠9番。空気読まないで福永騎手のコントレイルをブロックする騎手が現れるか (^^ゞ

東京コースは芝の良いインコースが圧倒的に有利ですが、それだけでなく4コーナーの作りにも見て取れます。東京芝コースは改修して直線が長くなりましたが、直線入り口を後ろに下げた、要するにコーナーを狭くして直線を伸ばした形です。コーナーがきつくなったので外の馬は振られて距離ロスが大きくなる。今年のダービーで説明します (~o~)

インから順に、白帽子のエフフォーリア、黄帽子のシャフリヤール、橙帽子のグレートマジシャン、ピンク帽子のサトノレイナスの4頭をピックアップ。4コーナー入り口では中段に下がっていたエフフォーリアは、コーナーの出口では前に取り付いています。逆に、シャフリヤールは外外に振られてエフフォーリアから離されてしまった。サトノレイナスは外からポジションを取りに行って最後に垂れました。






残り600m過ぎてエフフォーリアは馬なりで脚が溜まった状態
外を回るシャフリヤールとグレートマジシャンは追っても追いつかない






上の各馬のコーナーでのポジションを大げさな図にしてみました。外がいかに不利か分かると思います (_ _;)



ちなみに、ゴールまでの直線は以下のようになってます。



エフフォーリアは使える足が短く、一瞬で抜け出すけど続かない。父エピファネイアの母シーザリオの子サートゥルナーリア(天皇賞・秋6着)も同じだったから、シーザリオの血の宿命なのか。コントレイルが前目で競馬すればいいのですが、福永騎手が無駄に抑えて後ろからになるのだけが心配 (;´Д`)

出馬表

なお、土曜日の阪神9R 萩ステークスには、デビュー戦は大混乱でレースにならなかったキラーアビリティが出ます。この新馬戦で、テーオーコンドルというオカマに襲われた悲劇のローマンネイチャー。屈腱炎で休養を余儀なくされました。キラーアビリティはデビュー戦は惨敗も、続く未勝利戦ではとんでもない足で楽勝。ダービー候補の一頭です (^O^)



ちなみに、襲ったテーオーコンドルは去勢されてマツコになりました (^m^;)

襲った動画
https://www.youtube.com/watch?v=zMk6XUy4fF8
テーオーコンドルはローマンネイチャー(シルク)を襲う前にキラーアビリティ(キャロット)をどついています Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
コメント (6)
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