平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

DENON PRA-2000 3台目修理~その11 音出し

2021-12-25 06:22:41 | アンプ製作と修理
前回から時間が経ちましたが、やはり電源のトランジスタが3個の故障でした。定電圧電源の中出力トランジスタは2SA968/2SC2238のコンプリですが、マイナス側の2SA968と、それにつながる2SA970も2個が死んでいました。TR3,TR6,TR8の3個です (_ _;)






右 2SA968  左 2SC2238

秋月で購入したツェナーダイオードアナライザ ZEN50を使って、D8のツェナーZ24Bもチェック。ちゃんと24Vを取り出していました。交換の必要なし。

何度もパーツを交換したので基板がフラックスで汚れました。フラックスクリーナーで清掃。この基板のフラックスは塗り過ぎなのでヒビが入ります。少し取り除いたほうが安心 (^_^;)



組み立ての最後はフロントパネルの取り付けですが、開閉式のヒンジがバカになっていて閉まらない。ヒンジを分解して清掃し、締め付けネジを清掃してから強めに締めたら直りました。単純な構造。


右端下のネジ穴がヒンジ締め付け用

電源電圧を測り、フラットアンプ基板に供給する±73Vも調整。あとは、各基板に電源供給するターミナルを差し込むだけですが、やはり煙を出さないか心配です。でもスイッチを入れても煙は出ず ヽ(^。^)ノ

と喜んだのもつかの間、岩窟の聖母の窪田式アンプをパワーアンプにして音出しを決行しましたが全く音が出ません。調べてみると、AUX(オキシャル)とプリ出力の結線が逆でした。しかし、直しても相変わらずまともに音が出ない orz

それで、はたと気が付いて、メインアンプにした岩窟の聖母の窪田式アンプを疑いました。完成したときよりも室温が下がっているので、接触不良が起こっているのかも (@@;)

ということで、メインをデルフォイの巫女のアンプに交換。こちらもLチャンネルの音が出にくくなることがあるのですが、スイッチをカチャカチャさせたら直りました。PRA-2000にはバランスが付いているので、LRの確認用に便利です。



ただ、セレクターがおかしい。チューナーを押せばフォノ3になる。逆にフォノを押せばオキシャルになったりする。コントロール用のマイコンがおかしいのか、結線がおかしいのか、切り替え用のリレーの誤作動なのか、そのうち調べてみないと (>_<")

予定より時間がかかりましたが、一応は音が出るまでになりました。パワーアンプも2台修理しなくてはならず、今回はここで止めておきます。ボロボロのボンネットも何とかしないと (; ̄ー ̄A アセアセ・・・
コメント (7)
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