昔から景気と気温の相関について「夏は暑ければ暑いほど、冬は寒ければ寒いほど景気はよくなる」と教えられてきた。
確かに季節消費は温度が顕著になればなるほど高くなるだろう。
この仮説について疑問を抱く人々はいないと思う。
ところが昨今のようにあまりの猛暑が続けば逆に季節消費は衰えるというデータが出てきているという。
たしかにあまりの暑さは人々を外出から遠ざけ家に閉じこもりがちになる。
ゆえの外出に伴う消費は必然的に急降下する。
それが35℃ラインだという。
なるほどねぇ・・・。
何に付けても「過ぎたるは及ばざるがごとし」ってことがあるんだねぇ。(笑)
35℃までは景気にいい効果を与えるがそれ以上になると頭打ちどころか悪化の方向に作用するってわけだ。
気温はアン・コントロールの要素だが企業の経営を考えた場合無視できないファクターになるのではないか。