家電量販店大手のヤマダデンキがEV車販売に乗り出す。
電気製品と電気自動車、一見全く別物のように思えるが「電化住宅(スマートハウス)」を接着剤にみなすと電気製品―スマートハウス(充電施設)ーEV車」が見事につながりシナジー効果もありそうだ。
さらにヤマダデンキは自動車メーカーからの販売奨励金も値引き原資に充てるというから車の流通という観点からも新たな風穴を開けるものと見込まれている。
なかなか意欲的ではないか。
あれは数十年前のことだったがスーパー業界の寵児ダイエーの中内社長が自社ブランドのテレビ「ブブ」を立ち上げ家電業界の王者松下電器(現パナソニック)と対峙したことがあった。
ふとあの時の光景がよみがえった。(笑)
当時と現在では様々な状況が大きく異なるがヤマダデンキもEV車販売再挑戦だそうだからここで新たな流通革命が実現するのかもしれない。
EV車は自動車業界の勢力図を一変させるとも言われているがヤマダデンキの今回の動きはその先駆け(の1つ)になるのだろう。