一昨日のこのブログのテーマは「中小企業の淘汰」だったが今日は「大学の淘汰」である。
少子化時代が叫ばれるようになって久しいがいよいよ入学定員を満たせない大学が増えてきた。
大学教育を全否定するものではないが高等教育には一定の入学者の学力レベルの維持も重要だ。
さらに昨今は奨学金の名のもとに入学者が多額のローンを背負うことも問題視されている。
文科省はこの辺りにもっとメスを入れ大学の改革に本腰を入れるべきだ。
大学教育を授けるに相応しい大学と大学教育を受けるに相応しい大学生に限り貴重な文教予算を傾斜配分したらいい。
無論これらの改革には血を見ることもあり慎重に進めなければならないがいずれにしても避けて通れない。
今まで放置してきたツケが回ってきたのである。
教育全般をもう少し高所から見れば社会人に対するいわゆるリカレント、リスキリングなど新たなニーズもあろう。
海外からの留学生に対しては語学を始め日本社会での受け入れ教育というニーズもある。
「不法就労」の温床になってはいけないがこの辺りは行政ももっと注意を払い国益に沿った活動が必須となる。
文科省も厚労省ももっとしっかりしろと言いたい。