かって首相は子育て支援金の財源(の一部)について「公的医療保険料に上乗せして徴収するが1人当たり月額500円弱と見込まれ賃上げなどを考慮すれば実質的な負担はほとんどない」と説明していたような気がする。
月額500円といえども庶民にとって決して小さい額ではないがそのうえ「賃上げ分までアテにして国民負担の有無を論じるのかねぇ」と呆れてしまった。
首相にとっては企業の賃上げ努力も自分の手柄になるのかねぇ・・・。(笑)
それはそうとして昨日は加藤子育て担当相がこの月額500円相当分について「本人の所得や加入している保険の種別によっては月額1000円を超える場合もあり得る」と述べていた。
まだ(首相の)舌の根も乾かないうちなのにねぇ。
とにかく首相の言動はスタンドプレイが目立つ。
6月に予定されている所得税の減免もそんな気がする。
当初から多くの専門家たちばは「(内容からして)給付金処理の方が合理的」とコメントしていたが首相は何故か「減税」に拘った。
あえて言うが、あまりにも周囲の評価ばかりを気にする言動は政治家にとって一番大事な信用を無くし、人心は離れていく。