ビッグモーター事業承継会社の新経営陣が記者会見をしていた。
旧ビッグモーター社は創業家の利益偏重運営とコンプライアンス意識不在の中で急拡大を遂げてきた。
この悪しき企業風土をいかに払拭できるか、が新会社に課せられた最大の課題である。
買収元の伊藤忠商事は新会社に対し経営陣のみならず50名の実務者を投入するという。
彼らは主にコンプライアンス関連を担当するものと思料しているがこの辺りも伊藤忠の意気込みを示すものだ。
あえて「更生」という言葉を使うが(笑)、新会社を上手く更生できれば伊藤忠の社会的名声や業容拡大で得るものが大きくなるだろう。
さて、中古車ビジネスのワンストップサービスという観点から損害保険の存在は不可欠だが損保業界の根幹は大丈夫かねぇ?
自動車保険以外にも談合案件があったようだし、・・・。