昨日このブログで今年の定額減税を残念に思う旨を記したところだが今朝テレビを視ていたら首相の懐刀と目される木原幹事長代理が消費者物価高騰が今後も続けば、という前提のもとで来年も定額減税もありうるとの見通しを述べていた。
自民党も「手がない」というのか、懲りていない、というのか、・・・先行きは暗いねぇ。
「経済の好循環」というのなら先ず物価高を上回る賃上げを中小企業を含めて志向すべきなのに今からこの体たらくでは先が思いやられる。
どうも政府は安易な弥縫策に頼り過ぎで本質的が改革に取り組む姿勢がないように思う。
もしかしたらこれは今の野党にも共通していることかもしれないが困難な道筋や正攻法を避けて通ろう、なんて考えているように思えてならない。
真の改革案って何だろう?
少なくとも「定額減税」は一過性、その場しのぎのものでしかない「天下の愚策」である。