つい最近岸田首相が来年12月には従来形式での健康保険証を廃止しマイナカード保険証に統一する旨の宣言を行っていたがその後発表されたマイナ保険証の利用率の直近データにはビックリだったねぇ。
直近月のマイナ保険証利用率は4.34%で何と7か月連続で下がっているというではないか。
利用率がすでに高水準にあって頭打ち、というのならまだ分かるがこんな低水準でしかも漸減傾向とはどういう訳か。
これでは来年12月の完全切り替えは難しいのではないか。
どうやら政府は「結論ありき」で性急に、かつ強引にことを進めようとしているのではないかと思う。
マイナ保険証の利用を高めた医療機関に相応のインセンティブを用意する促進策も腑に落ちない。
国民は一連の政府の動きに対し怒っていたり不信感を抱いているのではないだろうか。
政府はもっと王道を歩むべきだ。
それはマイナ保険証採用の利便性やリスク対策の徹底したPRである。
多少コストがかかるかもしれないがマイナ保険証と従来型の保険証の併用期間があってもいいのではないか。
残念ながら今の首相は何を言っても国民は聞く耳を持っていない。
こんな時は原点に立ち返ることが意外と早道になるのである。
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