先日黒海上空で米国の無人偵察機とロシアの戦闘機が衝突したというニュースがあった。
色んな報道をつなぎ合わせてみるとロシア機が米国無人機に油を撒いて偵察妨害を試みたが迂闊にもプロペラに接触してしまった、というのが実態のようである。
米国の無人機は証拠を残さないため自ら墜落、ロシア機は何とか基地までたどり着いたようだが結局ロシア側の未熟さ、幼稚さだけが印象に残った。
無人機と有人機が衝突すれば間違いなく有人機の失態である、・・・とにかく有人機側の損害がべらぼうに大きいからねぇ。
それよりも筆者が印象に残ったのは軍事専門家たちの「米国無人機の遠隔操縦を本土のネバダから行っていたのではないか」という指摘である。
ネバダから遠隔操縦って? なんか未来の戦争の姿を見る思いである。
今回は「無人機VS 有人機」の偶発的な出来事だったがいずれ「無人機VS無人機」の確信的な武力行動が現実に起きるだろう。
兵士の生命に直接関わるわけではないが戦争のゲーム化、エンタメ化を見るようでなんか空恐ろしくなる。
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