聊か旧聞になるが先日米司法省がブリティッシュ・アメリカン・タバコ(以下BATと略)社に対しかって北朝鮮と取引を行っていたことを理由に多額(約850億円)の制裁金を科した。
この報道に2つほど驚いた。
1つはBATはその名が示すようにもともと英国の企業なのだが米国の管轄権が及ぶのはなぜか、ということだ。
北朝鮮との取引はBATのシンガポール子会社経由のようだったが製品の製造は米国だったのかねぇ?
米国子会社が絡んだ、という記述はどこにもない。
もう一つは対象となっている取引が2007年から10年ほど、現在の経営陣からしたら「オレは知らないよぅ、・・・」と言いたくなるほどだが時効ってものはないらしい。
北朝鮮問題は特別なのかねぇ?
いずれにせよBATのトップは制裁金の支払いに応じる。
とかく多国籍企業はいろんな経営リスクを持ち合わせているようだ。
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