プロ野球選手会が加入選手の年俸調査を発表していた。
それによればチーム別平均年俸は巨人(支配下登録選手数54人)が6807万円で首位、ソフトバンク(同上59人)が6763万円で2位となった。
逆に平均年俸が低いのは日本ハム(同上61人)の2569万円で最下位、中日(同上59人)3383万円で11位となっている。
そこで奇妙なことに気が付いた。
チーム平均年俸と現在のチーム戦績との関連だ。
平均年俸の低い日本ハムと中日がそれぞれリーグの最下位に甘んじているがこれはある意味リーズナブルだ。
ところが平均年俸の高い巨人、ソフトバンクがそれぞれ5位、4位と低迷しているのはどういう訳だ。
選手の平均年俸が高いのにチームは勝てていない。
チーム首脳陣の采配や戦術が余程拙いのか、選手の査定がひどく甘いのか、・・・フツーの民間企業ではあり得ないぜ。(笑)
筆者はかねてよりチーム毎の選手年俸総額はある程度縛るべきだと提言している。
それはカネの有る無しでチーム力に強弱があってはいけないと思うからである。
ドラフト制度だってそのためのモノだろう。
単に年俸を下げたらいい、と言っているのではない。
同じ土俵の上で戦わないとプロ野球そのものが面白くなくなると思うからだ。
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