マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

野田元首相の再評価に思う

2024-04-23 08:59:52 | 政治

今民主党の野田元首相の評価が急進しているようである。

野田元首相と言えば民主党が政権を明け渡した張本人のように言われているが昨今の野田氏の発言はまさに正鵠を得ており素直に納得できることが多い。

民主党内でも評価は日増しに高まっておりあらためて党首、あるいは将来の首相候補として支持しようという動きが出ているようである。

この点で思い起こすことがある。

それはかって自民党の安倍元首相が第一次政権時代に「お友達内閣」とかで短期間のうちに失脚してしまったが雌伏時代に多くを学び後に異例の長期政権に繋げた事実である。

そう、人間は失敗を通じて多くの学ぶものだ。

恐らく野田元首相もその後多くを学び今日があるのだと思う。

野田元首相は(首相として)再登板する野心を持ち合わせていないようだが今の民主党を立ち直らせるポテンシャルは十分だ。

ただ安倍元首相の場合はずる賢く変身してしまった。

この点だけは見習ってほしくない。

 

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万博の目玉は?

2024-04-21 20:48:16 | 大阪万博

大阪万博が相変わらず逆風に見舞われており開催推進派の悩みは尽きない。

建設コストのキープや工事の安全管理なんて当たり前のことで今力を入れるべきことやっぱり「ワクワク感の醸成」だろう。

万博で何を見せてくれるのか?何を体験させてくれるのか?を具体的に発信していくことが不可欠だと思う。

今朝テレビ番組を見ていたら吉村府知事出演のもとそのうちいくつかの候補を確認することが出来た。

候補の一つは例の「空飛ぶクルマ」だったがこれはそのネーミングがやり玉に挙がった。

「今準備されているのは人を乗せる大型ドローンであって地上を走るクルマの進化したものではない」、うーん、なるほどなるほど。(笑)

二つ目には「人間洗濯機」である。

これは半世紀前の大阪万博でも出品された。

前回の出品モデルと変わった点は「泡(マイクロバブル)の活用」ということだが具体的に洗浄力や利便性がどう変わったのか、がよく理解できなかった。

3番目には霜降り肉の培養である。

これは果たしてどんなグレードのものを食べさせてくれるのか、興味を持ったが出来具合は未知数だ。

だけど先ずはこれでいいと思う。

今後さらにブラッシュアップし経済効果がイメージ出来るよう高めていくことが肝要だ。

さらにこのような目玉が(上記の3つ以外に)次から次へと具体化しかつ情報発信されなければいつまで経ってもワクワク度は高まらないのだ。

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医師たちのグーグル提訴に思う

2024-04-20 10:45:50 | インターネット

医師たち63人が「グーグルマップに投稿された不当な口コミが削除されずに利益が侵害された」として地図情報サービスを運営するグーグル社を提訴したということだ。

これでふと数年前の出来事を思い出した。

行きつけの理容店で散髪を済ませ店を出てしばらく歩いていたらスマホにメール着信の知らせがあった。

メールを確認すると「今あなたはこのお店を利用されていませんでしたか?もしよろしければ評価と採点をお願いします」とまあこんな内容だったと記憶している。

驚いたのはグーグルはここまでピンポイントに情報を把握しているのだなぁ、ということだった。

ついでにこのお店の投稿や評点を見てみたらその結果は極めて高い満足度と高評価を示すものだった。

後日この話をお店のマスターに話をしたら「(こんなサイトがあること自体)全く知らなかった」と言っていた。

これが情報化時代の一側面なのだ。

翻って今回の医師たちの口コミサイトに関わるグーグル集団提訴を考えてみよう。

投稿されるいわゆる口コミ情報は玉石混交だ。

誹謗中傷や嫌がらせもあろうし逆に多くの読者に役に立っている内容もあるだろう。

ここがグーグルがややもすれば後ろ向きと捉えられるポイントなのだ。

要は個々の投稿が適切なのか、そうでないのか、判別が難しいのである。

かといって医師たちもや多忙だろうから始終我がクリニックに対する口コミ内容を逐一チェックすることも難しい。

ここはAIの出番だと思う。

グーグルは最新技術を駆使して不当口コミ(明らかにそれとわかるものについて)を検出し速やかに削除する努力が求められる。

医師たちも都合の悪い情報を一切否定し削除を求めるのではなくクリニック経営の改善に資するくらいの度量の大きさも重要だ。

それにしても63人もの集団訴訟で損害賠償請求が140万円とはいかにも些少だねぇ。

原告団は補償が目当てではなくグーグルの改善措置を願っているのかもしれない。

 

 

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日本人大リーガーに「あっぱれ」

2024-04-19 09:42:00 | スポーツ

長年連れ添った通訳の背信行為にもめげず活躍を続けるドジャースの大谷翔平選手には成績以外に素晴らしい善行がある。

既に野球を目指す子供たちに小学校を通じてグローブを提供するプログラムを開始しているが今度は米国留学を希望する子供たちに渡航費や授業料、滞在費等(不正確かもしれないが)を支援する活動を発表した。

いくら財力があると言っても子供たちにこれだけ夢と希望を与えられる大谷は人格的にも凄いねぇ。

そうそう、同時期にドジャースに入団した吉田正尚選手も負けてはいない。

故郷北陸に米国からの観光客を招くプログラムを準備したり逆に故郷から多くの野球ファンを大リーグの試合に招くプランも構想中である。

これで国際交流が進めば日米双方に得るところは多いと思う。

よく大谷は二刀流などと言われるが今や三刀流の活躍だろう。(笑)

吉田も一人二役の活躍が視野に入ってくる、本当に凄いねぇ・・・。

まさに日本人両大リーガーに「あっぱれ」だ。

鈴木誠也、松井祐樹たちもウカウカしておれないねぇ。(笑)

 

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塩谷議員の不服申立て却下に思う

2024-04-18 09:48:42 | 自民党

塩谷議員が求めていた党内処分再審査請求が予想通り全面却下された。

これで塩谷議員は離党届を提出するか、除名処分を受け入れるか、のどちらかしか道はなくなったのだねぇ。

本人にとっては「憤懣やるかたなし」というところだろうが思い当たる節が全くないということでもないだろうからここは受け入れるしかないだろう。

気になるのは却下の判断を下した執行部の姿だ。

もしも再審査を受け入れればただでさえ恣意的な処分の在り方がさらに掘り起こされる恐れがある。

というわけで全面却下はしょうがない(笑)が問題は今回の処分が世論のみならず自民党内でも少なからず反対論が渦巻いていることだ。

なんの説明もなく(懐柔策もなく)この危機を乗り切れるのか・・・、不満はマグマのように積もり積もっているのではないか。

岸田首相が立ち上げた政治刷新本部も輝きを失っている。

実態解明もできない、政治資金規正法の改正もリードできない、こんな執行部にいつか国民は愛想をつかすのではないかと危惧するものだ。

岸田首相の「聞く力」はどこに行ってしまったのかねぇ?

 

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