しばらくコロナ禍のせいで行われなかった入社式が昨日は多くの会社で復活したようだ。
しかしこの2,3年で雇用環境も就業意識もそれなりに変わった。
その結果多くの会社が若者を重視しその定着に時間とコストをかけるようになった。
賃金構造でいえば中高年層の給料を削ってでも新入社員層に手厚くしている。
新入社員は意外とその有難みを感じていないかもしれないがね。(笑)
昨今の若年社員に対する接し方で興味を抱いたのは帝人の取り組みだ。
同社は昨年より上司に申告せずに希望部署に異動できるイベントを実施しており社内活性化を図っている。
これには在籍していた部署の上司も安閑としておれないねぇ。
いや意外とそちらの効果も見込んでいるのかも・・・。(笑)
とにかく新入社員の3割は3年以内に離職する時代である。
いずれにせよ今後入社式が形骸化していくことは間違いない。
要は若年層とどう向き合っていくか、どう満足度を高めていくか、なのだ。