マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

トランプ前大統領の心境の変化に思う

2024-07-19 11:45:38 | 米国政治

暗殺未遂事件後のトランプ大統領候補の心境の変化が気になっている。

大統領指名受諾演説の内容は直前にトランプ氏の意向で大幅に書き換えられたという。

氏は今までアメリカを分断する政策(?)を売りものにしてきたがこの受諾演説の冒頭では「アメリカの半分のために、ではなくアメリカ全体のために」とやっていた。

この一言からも従来のトランプ氏の言動ではなかった。

語り口もこころなしか、温和で暗殺未遂事件直後のようなファイティング・モードではなかった。

氏が未遂事件を経て対決モードから融和モードに転換したとすればこれはこれで米国全体にとって意義があったと思う。

さて、民主党とバイデン氏はこれでますます追い込まれた。

とにかく対戦相手がガラッと戦い方を変えたのだからねぇ。

民主党はやっぱり大統領候補を差し替えるのだろうか?

それも忙しいねぇ。

 

 

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トランプ前大統領のファイティング・スピリットに思う

2024-07-17 20:44:57 | 米国政治

米国の大統領選挙戦の最中に思いもしない暗殺未遂事件が発生した。

銃規制の甘い共和党の大統領候補でしかもあの国会議事堂乱入を主導したトランプ前大統領が標的になったとはねぇ、いや「だから」というべきか・・・?

事件発生後最も印象に残ったのは銃撃があった直後にトランプ候補が(周囲を警護するSPを制しつつ)拳を突き上げ「ファイト」「ファイト」と連呼していたことだ。

暗殺を逃れたとはいえライフル銃弾が耳元をかすめたのだから相当な動揺はあったはずだがテロに決して屈することのない強いファイティング・スピリットをアピールしていたのだ。

この暗殺未遂はトランプ陣営にとって少なからず追い風に作用したものと思う。

共和党候補はあっさりトランプ氏で結束したからねぇ。

対する民主党側も当面は穏健融和路線に軌道修正せざるを得ない。

全く「政治」って何が起きるか分からないねぇ。

翻って日本にはこんな骨っぽい政治家っているかねぇ・・・・?

「火の玉」にさえなれない政治家ばっかりはないのか、と思ってしまうねぇ。

 

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窮地に追い込まれる兵庫県知事に思う

2024-07-16 10:26:26 | 地方政治

兵庫県知事が窮地に追い込まれている。

自殺した(と思われる)元県幹部が告発文書のみならず県の特別調査委員会用に関連音声データを遺しており、それらも審議されることが決まったためだ。

例の県幹部職員の知事告発は(見せしめとも受け取られかねない)当人への懲戒停職処分だけでは終わらなかった。

先ず副知事が自身の辞職を添えて知事にも県政混乱の責任を取るよう辞職を迫ったが知事は「県民の負託に応える(使命がある)」との理由でこれを一蹴した。

そして副知事のみが辞職、後味の不味いものになった

今、知事の胸中に去来するものは何だろう。

たしかに知事は県民の選挙によって選出されたものだが「県民の負託」を主張するのであればあらためて選挙で審判を仰いだらどうだろう。

同じ県内にはハラスメント疑惑で一旦市長職を辞めその後復活当選を果たした泉前明石市長の例もあるではないか。

このままで県政がとても正常化するとも思えないと思う。

あらためて選挙で県民の負託を再確認することが最良の道だと思うが如何だろう。

 

 

 

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不審訪問ビジネスの横行に思う

2024-07-14 14:51:34 | 世相

つい先ほど見知らぬ若者が我が家を訪れこう宣った。

「近くで汚水槽の修理工事をやることになった。ついては悪臭が発生するかもしれないので事前に理解とご協力をお願いします。」とまぁ、こんな切り出しだった。

ここまでは何も問題はなかろう、問題はこれからだ。

「ついでに貴宅の設備も無料で点検しますが如何でしょうか?」と続いたからだ。

この瞬間になぜか胡散臭いものを感じたので即座に断った。

全く油断が出来ない世の中になってしまった。

社会全体がモラルを失ってきているからねぇ。

理由はいろいろ考えられる。

1つには若者層を中心に貧富格差が広がっていることだ。

これは小泉政権の時代に端を発した派遣労働の分野拡大が主因ではないか。

学校教育の中身についてはどうだろうか?

「『社会道徳』の基本を教えるカリキュラムが疎かになっている」との指摘を聞いたことがあるが昨今「知識教育」に偏していることはないのか。

卑近な例では自民党の「政治とカネ」に関するあの収拾、処理の仕方も気になっている。

あれでは誰も「明るい日本の将来像」をイメージできない。

どうも日本は「将来に期待はできないので自分なりに自衛策を講じている」大多数と「好き勝手(悪事を含め)やって刹那的に生きよう」と考える少数の2グループに分化しつつあるのではないか、という気がしてならない。

無論こんなことがあってはならない・・・、誰かが日本を生まれ変わらせなければいけない。

不審業者の訪問があってあらためて日本の将来を考えてしまったのだ。

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バイデン大統領の度重なる失態に思う

2024-07-13 18:25:03 | 米国政治

バイデン米国大統領の度重なる失態が話題になっている。

それにしてもゼレンスキ―大統領をプーチン大統領と言い間違え、ハリス副大統領をトランプ副大統領と言い間違えるなんて酷いね。(笑)

あれだけ衆人環視の中で失態を重ねているわけだからもう言い訳は出来ない。

民主党幹部が大統領に直接会って懸念を伝えるというが対応が遅いぜ。

ここまで書いてきて何やら我が国の首相についても同じことが言えるのではないか、という気がしてきた。(笑)

バイデン大統領ほど高齢ではないが周囲からの撤退要求には全く耳を貸さない構図は全く相似形のようだ。

両者に共通するのは飽くなき権勢欲なのか、はたまた信じられないほど自信過剰なのか、ただここまで来ると滑稽さで呆れかえってしまう。

洋の東西を問わず「猫の首に鈴をつける」ことは難しいことなんだねぇ。

そうそう、兵庫県知事も同じ境遇にある。

副知事が進言しても聞く耳を持たない。

こちらの方は百条委員会マターだそうだから意外と迅速な動きがみられるかもしれないが。

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