歴程日誌 ー創造的無と統合的経験ー

Process Diary
Creative Nothingness & Integrative Experience

長崎の鐘ー永井隆医師と小関裕而

2020-10-21 |  宗教 Religion

10月22日放映予定の「エール」第94回・「長崎の鐘作者との出会い」に登場する永田武医師のモデルは永井隆ですが、「長崎の鐘」は彼の自伝的随想(昭和23年出版)の書名です。永井は、戦後の困難な時期にようやく出版できた初版本の自序の中で

「この本の題名となった浦上天守堂の鐘は、あの(昭和20年の)クリスマスに煉瓦の崩れた中からつり出され、地面近くに仮吊りのまま鳴らされてきましたが、それからまる三年経った今、新しい鐘楼が建ち、このクリスマスから中空高く鳴り出すようになりました。この平和の鐘が一日も欠かさず世世の末、世界の終わりの日まで鳴り続きますよう祈り、かつ努めたいものです」

と書いています。小関裕而自身が、病床にあった永井隆医師との交友を語り、永井から送られたロザリオを示しながら、「長崎の鐘」を戦争の犠牲者への鎮魂歌(レクイエム)として作曲した、と語っている貴重なビデオ録画(12分27秒以後の部分)があります。(藤山一郎の歌唱がその後に続きます)

 

https://youtu.be/2vEzk3jstg0?t=12m27s

 

今週の明星 古関裕而ヒット曲集 (古関裕而、伊藤久男、藤山一郎、岡本敦郎、二葉あき子)

#古関裕而 #伊藤久男 #藤山一郎 #古関メロディー

youtube#video

 

 

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 講演記録の動画リスト | TOP | 「遺愛」の歌ー島秋人の短歌... »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 宗教 Religion