豚の小腸であるシロは『素人』には少しツラいかもしれないが、
(大腸は「テッポー」)
昔、手羽先のさばき方を教えて下さった板前さん(←もう鬼籍に入られている)が、うちの店に営業終了後に自身をリセットする為、呑みに来た時「ツウはこのシロで日本酒をやるんだ」と言っていて、最初は臭くてタレでも食べられなかったが・・・頑張っていたら今では好きになってしまった。
※クサイものが好きなんだよな・・・
①「串焼き」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d6/96fc5e74565c3a6ddd179bec4eb5ed01.jpg)
お、(多分)ガツ(=胃袋・胃壁)だ、ラッキー、
ガツは使い勝手が良いから大好き!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/22/2a4c0707697a1c9d87a641bb3bd33184.jpg)
焼いて、ウマー~。。。
和辛子をつけてもいいだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/0b/b3fedcf7f468fc2f0ed35412b4afe358.jpg)
多少、『良く焼き』の方が臭みが少ない気がする・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b6/c121600ed1ec9cd2f08b9886c4421624.jpg)
グリルは熱い内に洗えば、サッと洗い易いので
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/13/220f3e8eeeacf4ced314a4f422f9d297.jpg)
洗ってしまおう。
②『煮込み』
まだ余っていたので、「煮込み」にしてみようと思ったが、自分は店で牛モツ煮込み(←近年オレンジ色はリンクのルール)しか作った事が無い・・・(虎ノ門で1番って言われたぐらいの煮込みだったが、親父がどうしても1番大切な部分を教えてくれずに亡くなった為、再現に4年以上かかったが・・・再現出来なくて頭を抱え・時には家の台所で夜中しゃがみ込むぐらい、再現をするのに本気でどれだけ苦しんだか・・・←結果は簡単な事だったのだけれどね・・・)
↓
でも【アノ感覚】で(玉ねぎ・人参・大根等を入れ)作ってみようー
茹でていないと出荷出来ないので(今は牛とかは違うのかな?俺達の頃は保健所で・・・)、茹でてはあるが一応灰汁を。
酸化する油脂分とか脂(油)が臭みの元でもあるのだよ・・・!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/27/a1660818f2867f5a37ad7e155feb9bd6.jpg)
それをこれでもかと生姜と、一応ニンニクで・・・(ニンニクは多過ぎてもダメ、芯は敢えて入れた、←アジア系のはワリと入れる事にしている)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/9b/9b65400acdee2aece3fd25c8d487401c.jpg)
(う~ん・・・、牛と違い何を入れようかなー?)とりあえず酒と(本当は先に方が良かったか)、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ac/31da9742d6f5b85bf377fc7d4ff942d8.jpg)
甘味をどうするか?、が問題だ、土手鍋や、あ〇ちゃんみたいに『甘辛濃くする方式』も味噌だけにアリだが、うちの店の煮込みや、月島の岸〇屋的な『キレがあるオシャレチック系』のも食べ易いし(濃いと飽きるから、ね・・・)、挑戦しがいがある!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/50/c3979b63363c5030422994f2ed1c1fa3.jpg)
悩んだ結果、少しだけ砂糖を入れ、あとは玉ねぎや野菜類の甘味に頼る事にした・・・
その方が自然だから。
※※後から味を足す事は出来るけれど、引く事は出来ないし・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/4a/4b0a78caa7866288c366ca13d5014393.jpg)
牛ではなく豚なので、鯖の味噌煮ではないが、下味で醤油を入れ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e1/d7a55fbdcbb1ff89feaab7e85019ab43.jpg)
煮込んでいく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/c5/cdbb0ec7abd0a411cb63ebde944a63bc.jpg)
最後の方に自家製味噌を入れる事で味噌の風味を熱で飛ばさない!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/2d/917a3dfb41ada28d819d37abf132cdd7.jpg)
(浸み込むからホンの少し気持ち薄くして・・・)
どうかな・・・おおおお、やはりデキるわ、こんな美味しい豚モツの煮込みを食べた事がない!!
悪いけれど、外で、牛モツだと思って豚だとちょっと・・・ドン引きをしたりするモノだが、
これは、、、牛程ではないとしても、これスゴいぞ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/39/0622a9c6ef7b15bbf7ff20784f78c9bd.jpg)
野菜や香味野菜・味噌・醤油の(発酵の)「深み」で、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/e4/59f6337395b4f9cbc765f95212eacf44.jpg)
豚シロだと臭いのに、ご飯にかけられるぐらい臭く無かった!!!
(臭いのは平気だけれど)
③『モヤシと豚シロモツの甘味噌炒め』
最後は、モヤシを使って。
(モヤシって絵に書くとオモシロイんだよ?)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/c8/393cabcb118de140bbbf49e0a6dbc23e.jpg)
温めたフライパンにラードもどきがあったので溶かし、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/95/43a041ee9071c047a07d23c3c95e4611.jpg)
洗って水を切ったモヤシを炒める。
(好みで下味を付けてもオモシロイかもしれないが、味のアタック感が俄然変わってくるので俺は自然のまま、素材を活かしたいから、下味の選択をしなかった)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/2b/a3abaef9be2447fe9367ed9683341c7c.jpg)
あらかた炒まったら、本当は煮込みで食べたかったけれど『勉強の為に』余らせておいた煮込みをドバーっと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/29/1f8f17e02846f434313c8f46349f0027.jpg)
丼に湯を少し入れ、グレービーの様な、こびりついた旨味成分をこそぎ落し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/80/3cf39f2736a019790c353bb52957f406.jpg)
(中華ではないんだし)あまり甘ったるいのは口内がベタ付くから嫌なので、砂糖少な目と・味噌を溶いて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/fa/ca9c9087632f4404a14ef9dd9bb4490a.jpg)
ダバーっとかけて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/ae/e08b38f55547e047ca3ea7f70a8c493a.jpg)
少し水分が多かったからフライパンを傾け、蒸発をさせながら:笑強火で炒め上げていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/0c/eb98edaaf2e9600d70c7134b9955e973.jpg)
ご飯のおかずに「豚シロモツとモヤシの甘味噌炒め」(←そんなに甘くは無いんだがね、野菜が甘いから、それも活かしたかった)とご飯。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/8b/a3064bf4566efca0f10dd3b60127d0c0.jpg)
唐辛子や豆板醤みたいなコ〇ッチャン的味付けもいいが、人間、濃いと飽きるし、辛いモノが嫌いな人も居るし、辛さによる食道癌・胃癌・大腸癌・脂漏性湿疹・アレルギーの『誘発』は避けたいから辛いのは、後で味変でイギリス料理みたいに自分で好きな量をかければいい。
それが食べる相手への尊重。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/31/e156a1105b6063d2c8c6aa97e70adde2.jpg)
・このままでも充分味はあるし、
・味噌のコクと「発酵の深み」。
・煮込みに入っている香味野菜(特にニンニク・生姜)のベースとなる風味。
※煮込みの活用方法としても学ぶ事が出来たし、
※キャベツとかを入れてもいいだろう。
(水分が多かったから、少しモヤシを加熱し過ぎたか・・・)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/e1/21b732a455bf6d815954c3341df48a9c.jpg)
・一晩でどのぐらい浸み込むのか観てみたいし・・・
・調味料を沢山摂る事にもなるし、翌日以降のおかずとしても余らせておく。
老子で言うところの「足るを知れ」ということか・・・
でも、美味しかった!!
(大腸は「テッポー」)
昔、手羽先のさばき方を教えて下さった板前さん(←もう鬼籍に入られている)が、うちの店に営業終了後に自身をリセットする為、呑みに来た時「ツウはこのシロで日本酒をやるんだ」と言っていて、最初は臭くてタレでも食べられなかったが・・・頑張っていたら今では好きになってしまった。
※クサイものが好きなんだよな・・・
①「串焼き」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d6/96fc5e74565c3a6ddd179bec4eb5ed01.jpg)
お、(多分)ガツ(=胃袋・胃壁)だ、ラッキー、
ガツは使い勝手が良いから大好き!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/22/2a4c0707697a1c9d87a641bb3bd33184.jpg)
焼いて、ウマー~。。。
和辛子をつけてもいいだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/0b/b3fedcf7f468fc2f0ed35412b4afe358.jpg)
多少、『良く焼き』の方が臭みが少ない気がする・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/b6/c121600ed1ec9cd2f08b9886c4421624.jpg)
グリルは熱い内に洗えば、サッと洗い易いので
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/13/220f3e8eeeacf4ced314a4f422f9d297.jpg)
洗ってしまおう。
②『煮込み』
まだ余っていたので、「煮込み」にしてみようと思ったが、自分は店で牛モツ煮込み(←近年オレンジ色はリンクのルール)しか作った事が無い・・・(虎ノ門で1番って言われたぐらいの煮込みだったが、親父がどうしても1番大切な部分を教えてくれずに亡くなった為、再現に4年以上かかったが・・・再現出来なくて頭を抱え・時には家の台所で夜中しゃがみ込むぐらい、再現をするのに本気でどれだけ苦しんだか・・・←結果は簡単な事だったのだけれどね・・・)
↓
でも【アノ感覚】で(玉ねぎ・人参・大根等を入れ)作ってみようー
茹でていないと出荷出来ないので(今は牛とかは違うのかな?俺達の頃は保健所で・・・)、茹でてはあるが一応灰汁を。
酸化する油脂分とか脂(油)が臭みの元でもあるのだよ・・・!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/27/a1660818f2867f5a37ad7e155feb9bd6.jpg)
それをこれでもかと生姜と、一応ニンニクで・・・(ニンニクは多過ぎてもダメ、芯は敢えて入れた、←アジア系のはワリと入れる事にしている)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/9b/9b65400acdee2aece3fd25c8d487401c.jpg)
(う~ん・・・、牛と違い何を入れようかなー?)とりあえず酒と(本当は先に方が良かったか)、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ac/31da9742d6f5b85bf377fc7d4ff942d8.jpg)
甘味をどうするか?、が問題だ、土手鍋や、あ〇ちゃんみたいに『甘辛濃くする方式』も味噌だけにアリだが、うちの店の煮込みや、月島の岸〇屋的な『キレがあるオシャレチック系』のも食べ易いし(濃いと飽きるから、ね・・・)、挑戦しがいがある!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/50/c3979b63363c5030422994f2ed1c1fa3.jpg)
悩んだ結果、少しだけ砂糖を入れ、あとは玉ねぎや野菜類の甘味に頼る事にした・・・
その方が自然だから。
※※後から味を足す事は出来るけれど、引く事は出来ないし・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/4a/4b0a78caa7866288c366ca13d5014393.jpg)
牛ではなく豚なので、鯖の味噌煮ではないが、下味で醤油を入れ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e1/d7a55fbdcbb1ff89feaab7e85019ab43.jpg)
煮込んでいく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/c5/cdbb0ec7abd0a411cb63ebde944a63bc.jpg)
最後の方に自家製味噌を入れる事で味噌の風味を熱で飛ばさない!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/2d/917a3dfb41ada28d819d37abf132cdd7.jpg)
(浸み込むからホンの少し気持ち薄くして・・・)
どうかな・・・おおおお、やはりデキるわ、こんな美味しい豚モツの煮込みを食べた事がない!!
悪いけれど、外で、牛モツだと思って豚だとちょっと・・・ドン引きをしたりするモノだが、
これは、、、牛程ではないとしても、これスゴいぞ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/39/0622a9c6ef7b15bbf7ff20784f78c9bd.jpg)
野菜や香味野菜・味噌・醤油の(発酵の)「深み」で、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/e4/59f6337395b4f9cbc765f95212eacf44.jpg)
豚シロだと臭いのに、ご飯にかけられるぐらい臭く無かった!!!
(臭いのは平気だけれど)
③『モヤシと豚シロモツの甘味噌炒め』
最後は、モヤシを使って。
(モヤシって絵に書くとオモシロイんだよ?)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/c8/393cabcb118de140bbbf49e0a6dbc23e.jpg)
温めたフライパンにラードもどきがあったので溶かし、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/95/43a041ee9071c047a07d23c3c95e4611.jpg)
洗って水を切ったモヤシを炒める。
(好みで下味を付けてもオモシロイかもしれないが、味のアタック感が俄然変わってくるので俺は自然のまま、素材を活かしたいから、下味の選択をしなかった)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/2b/a3abaef9be2447fe9367ed9683341c7c.jpg)
あらかた炒まったら、本当は煮込みで食べたかったけれど『勉強の為に』余らせておいた煮込みをドバーっと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/29/1f8f17e02846f434313c8f46349f0027.jpg)
丼に湯を少し入れ、グレービーの様な、こびりついた旨味成分をこそぎ落し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/80/3cf39f2736a019790c353bb52957f406.jpg)
(中華ではないんだし)あまり甘ったるいのは口内がベタ付くから嫌なので、砂糖少な目と・味噌を溶いて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/fa/ca9c9087632f4404a14ef9dd9bb4490a.jpg)
ダバーっとかけて
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/ae/e08b38f55547e047ca3ea7f70a8c493a.jpg)
少し水分が多かったからフライパンを傾け、蒸発をさせながら:笑強火で炒め上げていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/0c/eb98edaaf2e9600d70c7134b9955e973.jpg)
ご飯のおかずに「豚シロモツとモヤシの甘味噌炒め」(←そんなに甘くは無いんだがね、野菜が甘いから、それも活かしたかった)とご飯。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/8b/a3064bf4566efca0f10dd3b60127d0c0.jpg)
唐辛子や豆板醤みたいなコ〇ッチャン的味付けもいいが、人間、濃いと飽きるし、辛いモノが嫌いな人も居るし、辛さによる食道癌・胃癌・大腸癌・脂漏性湿疹・アレルギーの『誘発』は避けたいから辛いのは、後で味変でイギリス料理みたいに自分で好きな量をかければいい。
それが食べる相手への尊重。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/31/e156a1105b6063d2c8c6aa97e70adde2.jpg)
・このままでも充分味はあるし、
・味噌のコクと「発酵の深み」。
・煮込みに入っている香味野菜(特にニンニク・生姜)のベースとなる風味。
※煮込みの活用方法としても学ぶ事が出来たし、
※キャベツとかを入れてもいいだろう。
(水分が多かったから、少しモヤシを加熱し過ぎたか・・・)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/e1/21b732a455bf6d815954c3341df48a9c.jpg)
・一晩でどのぐらい浸み込むのか観てみたいし・・・
・調味料を沢山摂る事にもなるし、翌日以降のおかずとしても余らせておく。
老子で言うところの「足るを知れ」ということか・・・
でも、美味しかった!!