今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

からすみのパスタ

2020年10月23日 | 素材
絶対高くて自分では食べないだろうなと思っていた「からすみ」が安く手に入った。

薄皮は取るんだよな、僅かにミモレットに似ているけれどやはり違うモノだなーって。
ミモレットを食べると確かにカラスミにも似ている感じがしたけれど違うものは違う)

とりあえずオーブントースターで軽く焼いてみよう(耐熱皿でもOK)、

あまり加熱し過ぎると油脂分が出てきて美味しくないので適度に

台湾風に大根で挟んで、これはウマいぞ・・・!!

(偶々大根があったから)

『からすみ(ボッタルガ)のパスタ』

細い手打ちパスタがあったのと、

からすみのパスタは、(絶対やる事は無いと思っていたのだが)調べると、
バターとオリーブオイルやクリーム系で仕上げるモノ
ペペロンチーノみたいにアーリオオーリオで仕上げるモノ
と大きく分けて2種類あるようだ。
(他にトマト系も僅かに出てきた)

なので、より基本のアーリオオーリオ系で、ニンニクの芯を取って上品に
(からすみが少ないので、より味を知る為に、唐辛子は無し系のを採用)

オリーブオイルとニンニクを火にかけ

パスタはからすみに塩気があるので、塩を控える。

先程、トースターで焼いておいた、からすみが冷めたらおろし金でおろすらしいが、
おろすほど無い・・・
このおろし金の刃に詰まった分も勿体ないから使う。
(量が量だったのでボロボロとして削りずらかった・・・確かに粉にはなる部分がある・・・)

ニンニクを焦がしてはいけないので茹で湯を足し

適度な所でニンニクを取り出してフライパンをゆすって乳化

早目に茹で上げた麺を入れ、おろし金に附着をしている「からすみ」プラス少々の「からすみ」を入れ、仕上げる。
※どうやらパン粉のパスタみたいに2回に分けて入れるものらしい
※からすみが少ない場合、塩で味を調整。
※あまり加熱をしない。

皿に盛り、残りのからすみをかけて完成。

おお~、こういう味か~、初めて作った。
(外でも、コースは食べないから「からすみパスタ」は量が少ないことが多いから頼まなくて・・・)
まあ、それなりに美味しいが、素材そのままを活かさず調味料にしてしまうから、ちと贅沢だなぁ・・・

乾麺ではなく遊びで作った生麺であったことと、腕が良くない事もあるが、
そのままが1番美味しいので、やはり軽く炙って大根で挟んで食べるポピュラーな食べ方が私は1番美味しく感じられた。



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