今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

最近のレトルトカレーは!!!

2015年11月17日 | グルメ
先日、安売りで、保存料・合成着色料が一切入っていないレトルトのボンカレーを買ってきた。
そんな技術あるのか?と目を疑ったが、箱にシッカリと書いてあるぞ。

しかも、これ、箱ごとレンジで温められるという(時間指定もバッチリ)、優れもの。
(レンチンした時に、箱を持つので、袋のフチが熱くない!!)

で、肝心のお味の方は、・・・

これ、また、優しい味で、保存料・合成着色料を一切入っていない商品を買う人はどういう味覚か、よくニーズにマッチしているし、保存料・合成着色料を入れないというメーカーの気合が込められている味だった(=記事広告ではないぞ)。

今までの、レトルトカレーと比べて、(今までもそれなりにカレーとしては成立していたけれど)、格段に1歩違うという感じ。
お歳暮でお金持ちの親戚の叔母さんから貰う、ホテルの缶のカレーとは又違う方向性で、美味しいという存在だ。
安心出来る味というか。
(今回、安売りで、価格も価格だったし)

しかも捨てる時は、箱のまま捨てられるという。

消費者の事を考えに考え抜かれている。
こういうのは、消費税が高くても欲しいと思うし、食品・商品に限らず、文化でも、政治でも常に消費者の事を考えたモノが最後に残って欲しい、残るのだと思う。
(それ以外は、どうしても無理が出るから淘汰されていくよ。国民や消費者が消費する裾野が狭いと、一過性で終わる。誰かが、「店は造ったら、売るもんだ」とか言っていたけれど、自分は素直には賛同出来ないし、そういう世の中の「罠」とか、もあるんだなと、国の文化や国益の為にも良くないし。)

本当に、消費者の事をよく考えたカレーだと感じた。






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