今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

簡易ローストビーフと1762年風のサンドイッチ・栗のベーコン巻き。

2016年11月13日 | 今日の料理
先に1度フライパンで焼かないローストビーフと、隣が空いていたので栗のベーコン巻きを作ってみた。

ベコーンは無着色・保存料無しのモノと、安い甘栗、本当は栗を茹でる所からやりたいところだが、高くて買えないので。


オーブンに入れ、最初の15分は高温で焼き、その後熱を落として30分焼く。

ベーコンがカリカリになった段階で、栗だけ取り出す。

う~ん、あまり美味しくないなぁ~、やはり茹でなかったからか?
牡蠣のベーコン巻き(エンジェルホースバック)はあんなに美味しかったのに。

ローストビーフは良い感じ。

「オニオングレービー」っぽいもの。
フライパンにバターをしきタマネギをアメ色になるまで炒め(余っていた白ワインを少々)、
肉を焼いた鉄板をソッとコンロにかけて、バターを入れ、少量の小麦粉を炒め、水100mlを入れてコゲ付いた旨味をこそげ落とす、フライパンのタマネギも加えて(←本当のオニオングレービーだと鉄板内で全部終わらせてしまうらしいが、焦げそうで自信がなかったので)、
そして軽く火を入れ、ウスターソース、塩・胡椒で味を整え、適度な所で火を切る。
(いろいろレシピはあるが、どれが本物なのだろう?)
だが、美味しい!!

付け合せは、砂糖を入れる野菜の煮方をしてみようと、ニンジンを茹でる時に砂糖を入れたが、ニンジン好きな自分にとっては人工的に味が付いたものっぽくてどうもダメだった。
(あぁ~、掘り立てのニンジンが食べたい、野菜も新鮮な方が美味いしいのは間違いない!!)

そろそろ期限がきそうな冷凍のチーズでチーズトーストと共に。

このオニオングレービー風のソースが尋常じゃなく美味しかった、いつものグレービーを2倍近く美味しくしたような。

お肉は、翌日に食べたり(3日ローストビーフを食べられた)、その後余った端っこの肉で、1762年に第4代サンドイッチ伯爵ジョン・モンタギューさんがポーカーをしている時、どうしてもお腹が減って作ってもらったサンドイッチ風に、イギリス産のチェダー・チーズ(←値段を間違えて高かった!!)とホースラディッシュ(のチューブ)で1762年風のサンドイッチに。

こんな美味いサンドイッチの組み合わせは食べたことがない!!、流石サンドイッチの元祖、250年以上の歴史。

実はホースラディッシュに生クリームやヨーグルト、ブルーチーズ等(やはりこれもレシピが複数出回っている)を混ぜた「ホースラディッシュ・ソース」が余り好きではないのと(多分サワークリームがちょっと苦手なのかも、酸味が嫌いだから)、急だしこの為に用意したくないし・・・、サンドイッチ伯爵が夜に急に食べたくなったということは急にはホースラディッシュのソースが無かったのではないか?とか、自分の中で勝手にこじ付け、ホースラディッシュを乗せただけにした。
でも、それだけでも尋常ではない取り合わせ。

現在は、アメリカからイギリスに逆輸入のカタチでレシピが入って来ているらしいが、本場の味は美味しいんだろうなー。パンも違うようだし。

(もう1回ぐらいは勉強に行きたい。あと、なぜあの時カッコウ付けて「大英博物館」に行かなかったのかが悔やまれる!!)



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