秩父に息づく生きるパワーは、暖かい緑のパワーである。

妖精たちが葉の隙間で遊んでいる。
まさに秩父は「ロハス」の故郷である。

このツリガネソウは、お休み処でソフトクリームを食べていた時に目に飛び込んできた。
柔らかな日差しが差し込む、坪庭風の場所で木製のベンチに座っていたその目線である。

片隅に氷を使った冷蔵庫が置かれていた。
いまはもう使われていない。
こうして風雨に晒されてもしっかりと原型を保っている。
堅牢な作りである。
いつか朽ちていく運命であろうけれど、昭和の香りを伝える一品である。

驛に戻ったその時、客車が入って来た。
客はほとんど乗っておらず、シーズンにはまだ早いのを知らせるのである。
だから、今がゆっくりと散策できるチャンスである。

長瀞驛の周辺には小洒落(こじゃれ)たカフェが多い。
秩父の風と空気、緑の気配がぼくを迎え入れてくれる。
嬉しい雰囲気の中で飲む珈琲は、普通であっても「美味い!」と言わせる力を持っていると言えるのである。

器も楽しいではないか。
左側のガラス瓶は、ガムシロップである。
こうした工夫が良いのである。
いざ、秩父のロハスへと!
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荒野人

妖精たちが葉の隙間で遊んでいる。
まさに秩父は「ロハス」の故郷である。

このツリガネソウは、お休み処でソフトクリームを食べていた時に目に飛び込んできた。
柔らかな日差しが差し込む、坪庭風の場所で木製のベンチに座っていたその目線である。

片隅に氷を使った冷蔵庫が置かれていた。
いまはもう使われていない。
こうして風雨に晒されてもしっかりと原型を保っている。
堅牢な作りである。
いつか朽ちていく運命であろうけれど、昭和の香りを伝える一品である。

驛に戻ったその時、客車が入って来た。
客はほとんど乗っておらず、シーズンにはまだ早いのを知らせるのである。
だから、今がゆっくりと散策できるチャンスである。

長瀞驛の周辺には小洒落(こじゃれ)たカフェが多い。
秩父の風と空気、緑の気配がぼくを迎え入れてくれる。
嬉しい雰囲気の中で飲む珈琲は、普通であっても「美味い!」と言わせる力を持っていると言えるのである。

器も楽しいではないか。
左側のガラス瓶は、ガムシロップである。
こうした工夫が良いのである。
いざ、秩父のロハスへと!

荒野人