エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

いざ生きめやも・・・秩父の山懐は待っている

2010年06月05日 | 日記
秩父に息づく生きるパワーは、暖かい緑のパワーである。



妖精たちが葉の隙間で遊んでいる。
まさに秩父は「ロハス」の故郷である。



このツリガネソウは、お休み処でソフトクリームを食べていた時に目に飛び込んできた。
柔らかな日差しが差し込む、坪庭風の場所で木製のベンチに座っていたその目線である。



片隅に氷を使った冷蔵庫が置かれていた。
いまはもう使われていない。

こうして風雨に晒されてもしっかりと原型を保っている。
堅牢な作りである。

いつか朽ちていく運命であろうけれど、昭和の香りを伝える一品である。



驛に戻ったその時、客車が入って来た。
客はほとんど乗っておらず、シーズンにはまだ早いのを知らせるのである。

だから、今がゆっくりと散策できるチャンスである。



長瀞驛の周辺には小洒落(こじゃれ)たカフェが多い。
秩父の風と空気、緑の気配がぼくを迎え入れてくれる。

嬉しい雰囲気の中で飲む珈琲は、普通であっても「美味い!」と言わせる力を持っていると言えるのである。



器も楽しいではないか。
左側のガラス瓶は、ガムシロップである。

こうした工夫が良いのである。

いざ、秩父のロハスへと!






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                     荒野人