エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

サボテンの花

2010年06月23日 | 日記
サボテンの花が咲いた。
ブラジル、ウルグァイ、アルゼンチンにかけて生息するサボテンである。



ノトカクトゥス属の一種のノトカクトゥス・オットニス(Notocactus ottonis)である。
和名「青王丸」と称する。

黄色の綺麗な花である。
朝日とともに咲き、夕方には閉じる。

人の営みとともに咲いてくれるのである。



ところで、サボテン自体には花言葉はあるのだけれど、このサボテンには花言葉が無いのである。

仙人掌(さぼてん)の花言葉は、「熱情」「偉大」「内気」「暖かい心」「風刺」「枯れない愛」である。

枯れない愛・・・なんてまるで取って付けたようで面映ゆいではないか。
むしろ「暖める愛」とか「いつか成就する」とか「静謐な時間」とかのほうがよろしくはありませんか?

あるいは「夏の暑さに耐え、冬の厳しさにも耐え、いつかは鮮やかに咲いて見せるぞ!という思いを込めてその時を待つ忍耐強い心の緊張」なんてダラダラした花言葉はいかが?



あるいは「秘め事」と一言で。





にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村
                     荒野人