エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

デジブック 『秋、慈しむ』

2011年11月07日 | ポエム
立冬を指呼の間にして、11月の句会があった。
ぼく個人としては、二度目の出席である。

俳句を創り始めて、まだまだ3カ月にも経たぬ。
ほぼ百句は作品としたけれど、いまだしである。
当然ではある。



だがしかし時間があれば、ノートに書き付ける。
その書き付けた素案を推敲する楽しみは大きい。

句作を始めると「歳時記」を読むのが趣味になると言うけれど、ぼくはそうでもない。
むしろ先人の作品に大いなるヒントを頂く事が多いのである。





デジブック 『秋、慈しむ』






このデジブックは、この秋の集大成として編集した。
これからは冬の句作である。

「からまつ句会」というのだけれど、主宰は推敲の達人であるし、まるで泉の様に言葉が紡がれ、かつその豊富なボキャブラリに驚嘆する。

漢字の読みは基より、その活用、意味など理解の深さは群を抜く。
余人をもって代え難いのである。

かつてぼくは「余人をもって代え難い」というのは、組織の閉塞であり、腐敗の始まりだと唾棄すべき言葉としてきた。
だがしかし、余人をもって代え難い人物は確かにいるのである。



ぼくはまだまだ一歩も踏み出していないけれど、旅立ったことは間違いない。



冬の旅という彫刻である。
髪を覆い、旅立ちの仕度をしている様である。

健康な脚力を連想させる豊かな肉置である。
これなら、途中で挫折する事も無かろう。



ぼくもまた、せめて句集の一つも出したいものである。

写真と俳句のコラボを楽しんで頂ければ幸いである。



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 荒野人