エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

銀杏は黄葉したり

2011年11月27日 | 日記
銀杏・・・公孫樹とも表記する。
見事な黄葉を見せている。



銀杏は見上げるに限るのである。
もっとも、視線が平行であっても見応えはある。

それが銀杏たる所以である。




    綿虫はいてふと舞うまうひたすらに      野 人





    いたずらに降り積むいてふ風枯るる      野 人





    落ち葉舞い己が姿を隠しけり         野 人




俳句ってのは「捨象の美学」です。
だからこそそこに「侘」「寂」がうまれるのだと思惟するのである。

茶の湯と通じるのである。
四季のメリハリがあるからこその美学であり、精神風土であるのだ。

ねっ・・・。
日本人に産まれて良かったでしょう。




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 荒野人