エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

この季節の実生たち・・・天使の分け前になっているのである

2011年11月23日 | 日記
天使の分け前・・・ワインでもモルトでもそうだけれど熟成の時間を過ごす樽の中で揺籃するのである。
その揺籃の時間の中で、総量が減っていく。
それが「天使の分け前」である。

心優しい人間の発想である。

今の時期、樹上には実生が目立つのである。



大分落果したり、天使と鳥に食べられた花梨である。
我が家では、この花梨(マルメロ)をスライスして砂糖漬けにする。
果液を抽出して、咳の特効薬にするのである。



イイギリの実生である。
まるで葡萄のように小粒の実生が鈴生りである。

小鳥たちは好んで飛来してきて啄ばむ。
いまだと・・・オナガなどが多く飛来しているのである。



これは・・・嗚呼、失礼。
桜の木に残った葉である。



今の季節、例えば柿などだと木に残っていると「木守柿(キマモリガキあるいはキモリガキ)」と称される。
晩秋から初冬の風物詩である。



クロガネモチの実生である。
イイギリと似ているけれど、似ているのは赤い色だけである。
実生の生り方も違う。

だがしかし、やはり小鳥が啄ばむのである。



これは臭木(クサギ)の実生である。



葉っぱなどは、指で潰すとなんとも曰く言い難い臭いであるけれど、実生はミッキーマウスの実に似ている。
可愛らしい実生である。

食べているのかどうか現認していないけれど、やはりオナガがしきりに舞い来っている。



これも失礼!
銀杏の黄葉の幹に留まっている鳩である。

あたかもピジョン・ツリーである。



ハナミズキの実生である。
やはり可愛らしいのである。

可愛らしい・・・と言えば昨日アップした迷子のインコ「ティナちゃん」はかなり可愛らしい。



こんな鮮明な写真が入手できたので、改めて紹介する。
飼い主のブログによれば、警察へ届も出しているとの事。
本当に家族なんですね。

可愛いですね。
母親のティナちゃんは白いのに、昨日お見せした子どもは黄色ですよね。

一刻も早く保護されますように。




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 荒野人