エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

冬薔薇(ふゆそうび)の競演・・・その1

2011年11月28日 | 
冬そうびは、寒冷の大気の中で凜として咲く。
冬薔薇は香りを楽しむのに、ぐっと鼻孔を花に近ずければ良い。



得ある事は違うこの赤は真紅に近いのである。
「かがやき」と名付けられている。



冬薔薇はどこか萎れた部分もあって、郷愁も誘ってくれるのである。



ホワイト・マスターピースである。



花弁の一番外側に赤の斑点がある。
それも良い景色となって、この花を特徴づけているのである。

この斑点が、決して嫌らしく見えないのである。
むしろワンポイントとなっている。



ファースト・F・ルネッサンスである。



この名前がどうして付けられたのか理由は不明である。
だがしかし、ルネッサンスの高揚した気分と合致していると捉えられているのかもしれない。



イントゥ・リーグである。



そつの無い花である。
鑑賞用の薔薇としてはベストに近いと言えるかもしれないのである。

可憐であることと、コケテッシュであることは違う。
だがしかし、そうした言葉が出るほどこの花は美しいのである。



マクリディス・アイボリーと書いてあった。



確かに白いけれどアイボリーの色である。
象牙色である。



セツコとなっている。



この薔薇を創った人の奥さんが「セツコ」と言ったのであろう。
自分の名前が薔薇の名前になっているなんて素敵である。

交配技術やバイオ研究が進んだ結果、新しい花や花の色が次々と産まれている。
それはそれで良しとしておこう。

楽しめるからである。



宴である。



宴に相応しい赤色である。

この薔薇の宴はまだまだ続く。
今夜はここまでとしたい。

つづく・・・。
のである。





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 荒野人