エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

行く秋、来る冬

2011年11月08日 | 日記
秋が行く。
冬が来た。



ビオトープの試みである。
鉄条網で囲われた一画であるけれど、それなりに深い林になっている。

これからの季節はもっともっと寂寥感のある風景になってくるのである。



疎林ではあるけれど、ここは長い夕陽が射しこむ場所である。
その佇まいが大好きである。



ユリノキは今が見ごろである。
色の配分が素敵である。



ハナミズキの紅葉である。



ハナミズキの赤い実である。
まるで宝石のように、キラキラと陽に輝く。

小鳥は吸い寄せられるように、この実を啄ばみに来る。
今頃は、ヒヨドリが多い。



葉脈すら輝いて見える。
ハナミズキは、北米原産である。
LAの近郊を走っていると、ハナミズキの木が多く目に入ってくる。

新緑も紅葉も楽しい花卉である。



これはヤマボウシの実だ。
ねっとりとした甘い実である。



これは雨上がりに見た金魚草である。
金魚に見えるから、こう名づけられたのである。

いましがた水から掬いあげられたようである。
可愛らしい花も、そろそろ見納めである。

今日、立冬である。




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 荒野人