エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

立冬曼荼羅

2011年11月11日 | 日記
11月8日が立冬であった。
立冬を彩った実生や花たちは気配が凄いのである。



落葉である。
ここは桜花見の場所である。
芝生が柔らかいのである。



この日の雲であるけれど・・・。



ほんの五分ほど前は、この雲模様だった。
誠に雲は倦(う)まず弛(たゆ)まず変化してくれる。

雲よ・・・大好きだ。

ところで、今日は立冬曼荼羅とタイトルをつけた。
曼荼羅、宇宙である。



これは枇杷の花である。
近づいて匂いを嗅ぐ。
甘く、少しだけ粉っぽい印象である。


     枇杷の木に花付け足して季節急ぐ       野 人




ハマナシの実生である。
バラ科である。
この赤い実の中には、びっちりと小さな白い種が入っている。



そばの花が咲いている。
遅咲きの花である。



柿の実が空を彩る。



杜鵑(ほととぎす)の花である。
この花の色は薄い。
いや淡いと言おうか・・・。



モチノキ科ソヨゴの実である。
実生はポツポツと生っている。



大実サンシュユである。
まるでグミの実の様である。



見た目はグミでしょう?
一粒頂いて食べたけれど、甘く美味しかったのである。



これは、花茗荷である。
甘く爽やかな匂いを放っている。

今年、何回か見かけたけれど写真に収めたのは初である。
懐かしい匂いと花である。
きっと天国でも咲いているのだろうと思い込んでいる。

今日の「立冬曼荼羅」最後の花である。




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