エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

雨上がりの午後

2013年04月04日 | ポエム
沛然と降った雨が上がった。
3日の午後である。



どこから舞って来たのか、花びらが数枚水たまりに浮いていた。
ソメイヨシノは殆ど散っているけれど、八重桜が開き始めた。



日を経ずして満開になるだろうと思う。
来週は小学校も中学校も、未来に希望を持たせる幼稚園や保育園のそれぞれ入学式や入園式が行われるだろう。
在籍者たちは、それぞれ進級である。

不思議と、桜が早く散っても一本は満開の桜が残っているものだ。
今年もそうだろうか?
そうであって欲しい。

旅立ちには、満開の桜が良く似合うからである。
だがしかし、週末は雨模様。
決定的な「花散らしの雨」になってしまいそうである。



これは花梨の花である。
優しいピンクだ。

ほっとするピンクである。
この淡々とした色合いが良い。







「花豆王咲けば咲くほど葉は遅く」







今日のメインは花豆王である。
サソメイヨシノと同じように、花は葉を伴わない。
花が散って後、葉が顔を現すのである。

やはり優しいピンクである。



これはエリカの花。
散りかかっている。
その佇まいも良い。

少し気が早いけれど・・・。



藤の蕾である。
蕾の段階から、藤色への期待を抱かせてくれる。



一枝だけ・・・開きかけていた。
今年も又、足利の藤棚を見に行けるだろうか?

誰と行こうか・・・。



      荒 野人


余談ですが・・・。

今日は4月句会の日である。
ほとけ泥鰌句会に所属するメンバーの上達は目覚ましい。
ぼくは学ぶばかりである。