団子花、手鞠の花である。
小手鞠から大手鞠まで花開く。
白い見栄えのする花である。

「団子花粗と咲き密と咲けるかな」

団子花では寂しい。
「花より団子」は楽しいイメージだけれど、花団子では少しショボイ!

手に載った毬。
小さな白い、それでいて妖しげな魅力を持った手。
その指は、プラチナのように輝く。

今日の手毬は「大手毬」である。
不思議なのだけれど、小手毬が、ハラハラと散ってから大手毬が花開く・・・そんな印象があるのだ。
実は同時期なのかもしれないが、どうしても、そのタイムラグが小脳に介在する。
その時差が、花の鑑賞にとって必要なのかもしれない。

春先からこの頃まで、花は色白さんが多い。

新緑のアワアワとした景色が、そうさせるのかもしれないのである。
荒 野人
小手鞠から大手鞠まで花開く。
白い見栄えのする花である。

「団子花粗と咲き密と咲けるかな」

団子花では寂しい。
「花より団子」は楽しいイメージだけれど、花団子では少しショボイ!

手に載った毬。
小さな白い、それでいて妖しげな魅力を持った手。
その指は、プラチナのように輝く。

今日の手毬は「大手毬」である。
不思議なのだけれど、小手毬が、ハラハラと散ってから大手毬が花開く・・・そんな印象があるのだ。
実は同時期なのかもしれないが、どうしても、そのタイムラグが小脳に介在する。
その時差が、花の鑑賞にとって必要なのかもしれない。

春先からこの頃まで、花は色白さんが多い。

新緑のアワアワとした景色が、そうさせるのかもしれないのである。
荒 野人