エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

浅草へ

2013年04月26日 | ポエム
久しぶりに浅草に出かけた。
相変わらず人では多いけれど、外国からの旅行客が目立った。

大震災以降、徐々に観光客が戻って来ているのだろうか。
そうだとするなら、嬉しい。







「人混みの言葉の響き余花一つ」







浅草は、息を吹き返しているように見えた。
歩く人々は、楽しそうである。



うんこビルはあいも変わらず聳えている。
いまや、アサヒビールのビルで、うんこではなくビールの泡だ!
などと、今やアサヒビール関係者も言わない。

浅草うんこビル・・・の方が通りが良いのである。



雲古が、川面に照り返していて水が綺麗に見える。
これも、うんこの効能である。

浅草界隈はお花見の、名所である。
ソメイヨシノに余花があった。



もう夏に近づいているのである。



夕方、淡い夕焼けがあった。
散策の善男善女が弾けていた。



シャープな飛行雲が走った。
どこに向かっているのだろうか?

あの飛行機にも人々の夢と希望が詰まっている。



     荒 野人