エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

雪は融ける

2014年02月10日 | ポエム
雪は降る時に、降る時を知る。
融解する面倒臭さを知らない。

降る時も厄介だけれど、溶ける時も厄介である。
だがしかし、処女地をゆく気分は素晴らしい。
征服する喜びも又、このような感じなのだろう。



昨日は、東京都知事選挙。
ぼくは、近くの小学校に出かけた。

広々とした校庭には、二筋の足跡が引かれていた。
親と来た子どもが二人、遊んだのであった。







「処女地へと踏み込む勇気雪の朝」







しずり雪を見たくて、投票の後に出かけた。
見上げると、デザインされた雲が遊弋している。

晴々とした気分であった。



公園では、子どもたちが雪遊びに興じていた。
これほど積る事は珍しい。

存分に遊べば良い。



「かまくら」も出来るほど雪がある。
雪の世界を銀世界というけれど、新しい雪を踏みしめるのは愉快である。
雪国のみなさん・・・ごめんなさい。




       荒 野人