どか雪だとも云う。
確かに、どか雪だけれど、ぼくには初の大雪である。
大雪で良い。
昨日もそうだけれど、今日もまだ我が故郷は陸の孤島だ。
妹に電話したのだlけれど、食料不足だそうだ。
たまたま、近くにスーパーがあって昨日買い出しに行けたとの事。
少しだけ安心している。
人は不意の出来事に弱い。
文明が、予期しない事柄に対応出来ないのと同じである。
不思議に「同類項」なんていう単語が頭に浮かんだ。
人も、獣も同類項。

その中に在って、梅が着実に咲き始めている。
ここで言う梅は、地植えの梅である。
緑雨さんは、落椿で碧悟道の句を想起した。

ぼくはこの時期、梅を見るとやはり俗曲である。
梅は咲いたか 桜はまだかいな
である。
因に、椿だと奥飛騨慕情である。
この俗人的感性こそ、愛すべき輪が本質である。
けれども、なかなかその本質を裸に出来ない。
格好つけてしまう。
この場合、ぼくはやはり凡人である。

「梅の咲く蕾の赤や花白し」

その、めくるめく感性の変転が好きである。
矯正する必要もあるのだけれど、句作りに違和感が無い。
困ったチャンである。
椿散る春なのに、ぼくの視線は今現在「梅」である。
その場合、視界は良好である。
天気は晴朗。
波穏やかである。

従って、Z旗は掲げない。
まだ、起死回生の一戦には時間がありそうなのだ。
それにしても、梅の花は青空が良く似合う。
荒 野人
確かに、どか雪だけれど、ぼくには初の大雪である。
大雪で良い。
昨日もそうだけれど、今日もまだ我が故郷は陸の孤島だ。
妹に電話したのだlけれど、食料不足だそうだ。
たまたま、近くにスーパーがあって昨日買い出しに行けたとの事。
少しだけ安心している。
人は不意の出来事に弱い。
文明が、予期しない事柄に対応出来ないのと同じである。
不思議に「同類項」なんていう単語が頭に浮かんだ。
人も、獣も同類項。

その中に在って、梅が着実に咲き始めている。
ここで言う梅は、地植えの梅である。
緑雨さんは、落椿で碧悟道の句を想起した。

ぼくはこの時期、梅を見るとやはり俗曲である。
梅は咲いたか 桜はまだかいな
である。
因に、椿だと奥飛騨慕情である。
この俗人的感性こそ、愛すべき輪が本質である。
けれども、なかなかその本質を裸に出来ない。
格好つけてしまう。
この場合、ぼくはやはり凡人である。

「梅の咲く蕾の赤や花白し」

その、めくるめく感性の変転が好きである。
矯正する必要もあるのだけれど、句作りに違和感が無い。
困ったチャンである。
椿散る春なのに、ぼくの視線は今現在「梅」である。
その場合、視界は良好である。
天気は晴朗。
波穏やかである。

従って、Z旗は掲げない。
まだ、起死回生の一戦には時間がありそうなのだ。
それにしても、梅の花は青空が良く似合う。
荒 野人