エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

時ならぬ大雪に驚愕

2014年02月17日 | ポエム
テレビでは、レジェンド葛西がメダルを獲ったと大騒ぎである。
昨日は終日、そのニュースばかりであった。
冬のオリンピック、ソチでの出来事である。

フィギュアでは一昨日、金メダルが羽生選手によってもたらされた。
これも目出度い。


トワ・エ・モワ 虹と雪のバラード



札幌の冬季五輪は今でも思い出にある。
アスリートの競演は素晴らしいし、感動させられる。

自分に無いものを持っていることへの、限りない憧憬である。
さて一方、日本列島は大雪に見舞われている。



東京の我が家周辺でも、50センチを越える積雪であった。
故郷・甲府では1メートルを越えたと言う。
いずれも、ぼくの経験した事の無い積雪である。



雪がこんなに残っている情景など、見た事が無い。
死者も多数おられる。
残念なことである。







「時ならぬ大雪屋根を壊しけり」







寒椿が落ちて雪に埋もれ、誰かが踏んでいった。
雪さえ降らなければ、この蕾も開いただろうに・・・。

辛い事である。



空は、何知らぬ顔で雲を撒き散らかせている。
この無頓着が素晴らしい。



        荒 野人