エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

歳時記を編む

2014年02月27日 | ポエム
ぼくが学んでいる俳句結社は「からまつ」。
主宰は「由利雪二先生」である。

障害児教育に、青春と現役時代の大方の時間を捧げて来られた。
だからと言うべきか、先生の読まれる俳句は優しい。
優しいし、情の深い俳句を詠まれる。

先生の指導を頂ける事は、この上ない喜びである。
だがしかし、最近は突き放される事が多い。
自分で考えなさい!と言う事だと思っている。



この主宰の指導のもと、からまつは再来年に結成30周年を迎える。
主宰の号令によって、30周年記念事業として「歳時記」の発行を企画・準備しているのである。

具体的には、この1月から歳時記収録用の季節ごとの俳句の募集を始めている。
1月は、新年と冬の季語で・・・。
2月は、冬と浅春などの季語で・・・。

一人5句を上限として投句が始まっているのである。
この月、ぼくはまだ投句できないである。
従って、梅の花を見つつ句作に入っている。
遅くとも、明日の午前中に投函しないと〆切には間に合わない。



いかんいかん・・・ぼくはその歳時記編集委員会の事務局長を仰せつかっている。
まだ、事務局長の職務を果たしてはいない。
これから、忙しくなってくるだろう。







「梅の咲き初む頃の服軽かりき」







それにつけても、自らの投句がおざなりになっては駄目である。
奮起しなくてはなるまい。



       荒 野人