誠におどろおどろした、しかし変化に富んだ雲が遊弋した。
ぼくは、思わずカメラを手に出かけたのであった。
楽しいけれど、少し不安もあった。
いきなり雨が来るのではないか・・・という心配であった。
風神や雷神が、この雲に乗っていても決して可笑しくない。
そんな雲たちである。
且つ、陰影に富んだ雲たちである。
「邪まな気配を隠し秋の雲」
変なおじいさんが、カメラを空に向けている。
可笑しな感じである。
その可笑しな感じこそが、俳味溢れる写真をゲットできる「こつ」である。
恥ずかしがらずにカメラを構える。
家で、修正しなくて済むように感じたままの構図を切り取る。
それが、俳句写真の要諦である。
夕方、茜色の空があった。
昨夜の空は、雲で覆われていた。
今日は、皆既月食である。
天気予報では、雲が広がると云う。
月食を激撮したいものである。
荒 野人
ぼくは、思わずカメラを手に出かけたのであった。
楽しいけれど、少し不安もあった。
いきなり雨が来るのではないか・・・という心配であった。
風神や雷神が、この雲に乗っていても決して可笑しくない。
そんな雲たちである。
且つ、陰影に富んだ雲たちである。
「邪まな気配を隠し秋の雲」
変なおじいさんが、カメラを空に向けている。
可笑しな感じである。
その可笑しな感じこそが、俳味溢れる写真をゲットできる「こつ」である。
恥ずかしがらずにカメラを構える。
家で、修正しなくて済むように感じたままの構図を切り取る。
それが、俳句写真の要諦である。
夕方、茜色の空があった。
昨夜の空は、雲で覆われていた。
今日は、皆既月食である。
天気予報では、雲が広がると云う。
月食を激撮したいものである。
荒 野人