=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

作業日報

2009年11月12日 | 【授業】伊那技術専門校木工科
■2009/11/12

Ⅵ 加工

・板はぎのやり直し 3h
・蟻組づくり 2h

計4h


「かわいそうな、サクラちゃん!」

って、先生に言われました。
私のサクラの板は、昨日はいだ板にちょっと隙間があり、昨日はいだ部分をそっくり切り落とし、まったく同じ作業を繰り返しました。
さらに、午後には蟻組みを作っていると、これまた割れが入り、写真のようにボルト締めの状態になっています。

◆はいだ板に穴がある場合、そこは接着力が弱まるので、別途クランプで締めたほうがいいとK先生がアドバイスしてくれました。いずれにしても痛々しいサクラちゃんです。



それにしても、よく割れます、というか割っています。
そういえばWEBの樹種の説明で、すべての説明にのっていたわけではありませんが、たまに「サクラ」の説明に「割裂性あり」なんていう表記を見かけたことを思い出しました。
私の下手さゆえですが、ちょっと言い訳です。

◆ヤマサクラ
「辺材は淡い黄褐色、心材は褐色で時に暗緑色の 縞模様を呈しており、
辺心材の境目は明瞭。木理はほぼ通直、肌目も緻密で光沢をもつ。
やや重硬で反りや曲がりが少なく、加工性も良いが、割裂しやすいので注意が必要。
耐朽性は中程度」

→引用「高田製材所HP」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする