本日は信州木工会主催の勉強会に参加してきました。
講師は、浜田工房の浜田由一さん。
スケール1/5サイズのミニチュアチェア製作で広く知られ、あのハンス・ウェグナーにも実際にお会いし、ザチェアなどのミニチュアを差し上げたこともあるそうです。
浜田さんは大阪の家具工房で修行を開始。当初は掃除しかさせてもらえなかったそうですが、掃除のかたわら先輩たちの技術を盗もうと、じっくり見ることができなかったので耳で覚えたそうです。
「うまく削れているときの音は」
「鉋の研ぎの行きと帰りの音の違い」
など。すごい向上心と集中力です。
それから40年近く、木工に携わってきた浜田さんがおっしゃっていたことは、
「ものづくりは、面倒と思ってはいけない」
ということです。
なんでも新しいものを作ったり、新しい技術を取り入れてみたり、新しい組み手でやってみたり、新しい塗装をしたり、
はたまた木と違う材料を使ってみたり。
そんなとき、「面倒」と思っては何も進歩しないということです。
面倒と思わず、なんでも自分でやってみる、実験してみることが大切だそうです。
浜田さんはある籐か何かで編まれた椅子のミニチュアを作る際に、実際のその素材ではなく、ミニチュアになった時、より本物に見えるような素材をほうぼう探しました。そしてやっとホームセンターで見つけた素材を紅茶で染めると最適だということを発見したそうです。しかも紅茶は2番煎じが色が落ち着いていていいとか。
そこまでやるということです。
組み手の作り方など大変実戦的な内容も含め、大変充実した3時間でした。
浜田さん、ありがとうございました。
講師は、浜田工房の浜田由一さん。
スケール1/5サイズのミニチュアチェア製作で広く知られ、あのハンス・ウェグナーにも実際にお会いし、ザチェアなどのミニチュアを差し上げたこともあるそうです。
浜田さんは大阪の家具工房で修行を開始。当初は掃除しかさせてもらえなかったそうですが、掃除のかたわら先輩たちの技術を盗もうと、じっくり見ることができなかったので耳で覚えたそうです。
「うまく削れているときの音は」
「鉋の研ぎの行きと帰りの音の違い」
など。すごい向上心と集中力です。
それから40年近く、木工に携わってきた浜田さんがおっしゃっていたことは、
「ものづくりは、面倒と思ってはいけない」
ということです。
なんでも新しいものを作ったり、新しい技術を取り入れてみたり、新しい組み手でやってみたり、新しい塗装をしたり、
はたまた木と違う材料を使ってみたり。
そんなとき、「面倒」と思っては何も進歩しないということです。
面倒と思わず、なんでも自分でやってみる、実験してみることが大切だそうです。
浜田さんはある籐か何かで編まれた椅子のミニチュアを作る際に、実際のその素材ではなく、ミニチュアになった時、より本物に見えるような素材をほうぼう探しました。そしてやっとホームセンターで見つけた素材を紅茶で染めると最適だということを発見したそうです。しかも紅茶は2番煎じが色が落ち着いていていいとか。
そこまでやるということです。
組み手の作り方など大変実戦的な内容も含め、大変充実した3時間でした。
浜田さん、ありがとうございました。